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■人形町
 「人形町」という町名は、江戸時代初期、この界隈に市村座や中村座等が繁栄し、操り人形芝居や浄瑠璃などを見せる芝居小屋などがあり、人形師が多く住んだことに由来するとされ、正式な町名となったのは、昭和8(1933)年のことです。
 人形町界隈は、明治5(1872)年、水天宮がこの地に移るまでは、人影もまばらな寂しい場所であったようです。安産や水難除等のご利益で有名な水天宮の人気が手伝って、その周囲には次第に商店が増え始め、当時から大変な賑わいを見せるようになったといいます。毎月5日の水天宮の縁日は、昔から人形町の毎月恒例の行事です。昭和40年代以前の全盛期に比べると、露店が並ぶ範囲も大幅に縮小されましたが、現在も戌の日と同様、各所から多くの人がこの人形町に溢れ、普段にも増し一層賑やかな街の表情を見せています。人形町通り、甘酒横丁等には、歴史ある老舗の数々や、新しく進出した店舗等、新旧様々な店が軒を並べています。江戸の面影を色濃く残しながら更に発展を続ける、商売の街「人形町」は、今もなお健在です。

■人形町草市
 毎年7月12〜15日に、開かれる草市で、甘酒横丁交差点近くの人形町通りに、迎え火や送り火に用いるオガラ・ムシロ、お供えの草花、精霊祭りに供える為の盆棚飾り等のお盆用具の露店が数点並びます。核家族化の影響もあり盆供養の習慣も薄れていることから、かつては東京を代表する有名な市だった人形町草市も、時代と共に次第に縮小されつつあります。規模は小さくなりましたが、下町情緒豊かな貴重な季節市のひとつです。

■せともの市
 毎年8月上旬に開かれる人形町の夏の風物詩です。和・洋食器から陶磁器やガラス器、また台所用品等を売るためのテントが、人形町通り両側の歩道一帯に続き、掘り出し物を求めて集る多くの買い物客で賑わいます。
 もとは、江戸時代、蛎殻町や浜町の陶器問屋が瀬戸物のかけらを供養して同時に市を開くようになったのが始まりで、現在も市の初日には、午後4時から人形町時計台の下で「陶彦大神」の例祭を行い、瀬戸物のかけらを供養するという神事が行われます。

■てんてん祭
 人形町通りの約半分を車両通行止めにして繰り広げられる人形町恒例のお祭りです。中央区商業観光祭りの一環として行うもので2002年で14回目を迎えます。「てんてん祭」のユニークなネーミングは、以前まで体育の日10月10日に行われていたことと、人形町のシンボル水天宮が安産の神様であることから妊娠期間の十月十日にかけて、付けたといいます。景品つきのゲームやクイズ、露店、動物のふれあい広場、また100店舗に及ぶフリーマーケットの出店や、特設ステージで行う民族音楽のライブ「ワールドミュージック」等、毎年多彩な内容で盛大に行われています。2002年は10月13日の開催です。

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2002年9月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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