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瀬戸内寂聴 現代語訳による 白石加代子の
「源氏物語」若菜上下

夕顔・末摘花・紫の上・葵の上・朧月夜の君・六条御息所・女三の宮・・・。
白石加代子の「源氏物語」は、光源氏をめぐる女人群像を一人一人まとめあげて再構成し、一晩のエンターテイメントになっています。瀬戸内寂聴のチャーミングな現代語訳を中心に、多くの<原文>をはさんで、古典日本語の美しさを満喫していただきます。注釈などを”語り”の中に織り込んで、聴くだけですべてがわかり、難解なところがありません。さて、今回は「源氏物語」の白眉というべき、「若菜上下」を中心に、40歳という男盛りを迎えた源氏の絢爛豪華な物語が展開します。

白石加代子と共に「源氏物語」の世界に迷い込む・・・もしかしたら、あまりにも魅力的で、面白くて、帰りたくなくなるかも。

《ものがたり》
光源氏40歳にして、14歳の女三の宮を正室に迎える。苦悩に耐えつつそれを受け入れる紫の上。儀礼的な結婚で得た妻女三の宮は、柏木と通じ不義の子をもうけ、源氏を置き去りにして出家。永年の恋人、朧月夜の君も源氏に計ることなく出家、そして、紫の上までもが・・・。

●出演:白石加代子
●開演時間:12/22 午後6時半開演 12/23 午後2時開演
●観劇料金(税込) :S席 6,000円/A席 4,500円/B席 3,500円


                                                            2003年12月掲載記事  
                                                  ※内容は、掲載当時のものとなります  

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