東京中央ネットロゴ NPO(特定非営利活動)法人東京中央ネット 東京中央ネットは中央区のポータルサイトです。
東京中央ビジネスナビ参加企業について
検索する
サイトマップ お問い合わせ
HOME > 中央区広場 > 中央区のお医者さん
中央区のお医者さん

2004.7月号
 

日焼けと熱中症

 かき氷やスイカが美味しい季節になりました。これから暑さも本格的になり、海やプールへ行く機会も増えるでしょう。また、ゴルフ、テニスへ行けばいやでも日にあたってしまう。そこで気になるのが日焼け。以前はどれだけ黒く日焼けしているかがもてはやされていましたが、今では大間違い。日焼けのし過ぎは火傷といっしょです。また、猛暑の中での長時間の作業、運動は熱中症に注意が必要です。あなたの体調管理は万全ですか?

 

1

Q. 日焼けとは?

  A. 人間の皮膚は紫外線に当たると、細胞が傷害されるために炎症が起き赤くなります。さらに炎症が進むと水疱ができてしまいます。こうして傷ついた皮膚の細胞は水分を保持できなくなり、少しずつ乾燥しやがてかさかさになり皮がめくれてしまうのです。 イラスト
2 Q. 注意点は?
  A. 海、プールなどでは、必ず日焼け止めクリーム、オイルを塗ること。なるべく日陰にいること。お昼前後の日差しの強い時間帯は避けること。そして、日焼け後のケアとして大切なのは、火傷と同じことなのでまず濡れタオルや、水のシャワーで皮膚を冷やすこと。これが何よりも重要です。その後に、化粧水などで水分を補給し、その水分をキープするために乳液で皮膚を覆います。これを怠ると皮膚が乾燥し皮がむけてきたならしくなってしまうのです。もし、水泡ができてしまったら皮膚科を受診し適切な処置をうけてください。
3 Q. 日光浴は骨を丈夫にするのでは?
  A. 一昔前まで日光浴イコール健康と考えられていたもの。確かに、骨を丈夫にするために紫外線は体内のビタミンDの合成に必要とされてきました。しかし、このためにわざわざ日光浴までする必要は無いらしく、1日に数分間、日にあたるだけでビタミンDの合成は充分にできるとわかってきたのです。日光浴よりも、カルシウム、リンをバランスよく摂取し、適度な運動をすることのほうが大切なのです。
4 Q. 熱中症って?
  A. 高温多湿の環境下で体温や体液の恒常性維持に障害をきたした病態を総称して熱中症といいます。重症度、病態の違いにより、日射病、熱疲労、熱射病などあり、これらは熱中症に含まれます。 イラスト
5 Q. どうして熱中症が起こるのですか?
  A. 高温環境に長時間いると、血管拡張と発汗のために身体の中に循環している血液が減ってしまいます。そのため脳虚血に伴うめまい、頭痛、一過性の意識障害が出現します。このまま放置しておくと体温が上昇し、脱水によるショック、全身痙攣をまねきます。処置が遅れると多臓器不全などの致命傷的な合併症を引き起こすので、早めの治療が大切になります。

 
林先生
林 剛一
(はやしごういち)
銀座胃腸クリニック院長。順天堂大学医学部卒業。ニューヨーク留学中に内視鏡の世界第一人者である新谷弘実先生から新谷式大腸内視鏡挿入法を伝授される。以来年間、約2千件以上の大腸内視鏡をこなし、早期の胃癌および大腸癌の治療を数多く執刀。
でも、休日はねこといっしょにお昼寝するのが趣味という動物好き。

銀座胃腸クリニックホームページ


健康相談募集中!
「中央区のお医者さん」では、取り上げて欲しいテーマ、健康にまつわる疑問・質問を随時、募集しています。みなさんからのご意見をホームページ作りの参考にさせていただきます。たくさんのご意見お待ちしております。ただし、個人的な症状のご相談はご遠慮下さい。

 info@tokyochuo.net


2004年7月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
copyright2004 Tokyochuo.net All Rights Reserved.
東京中央ネットについて 東京中央ビジネスナビについて このサイトについて プライバシーポリシー