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中央区のお医者さん

2007.7月号
 

ストレスへの対処法

 様々なストレスによって、正常なこころのメカニズムだけでは処理しきれなくなった場合、目に見える形で不適応のサインが出現します。そのパターンには3つあります。身体面、行動面、精神面です。多くの場合は身体→行動→精神面という順序で出現してきます。こころの問題は、精神面だけでなく、身体面、行動面にも出現してくることを理解することが、早期発見のために重要になってきます。

 

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Q. ストレスとは?

  A. ストレスという言葉は、1936年にカナダの生理学者ハンス・セリエ博士が、環境因子によって身体に何らかの影響が及ぼされることを指摘し、それをストレスと発表(ストレス学説)したのがきっかけで世界中に広がりました。実際にはストレス源(ストレッサー=環境因子)が身体または精神に「ひずみ」を起こす状態をストレスというのですが、ストレス源そのものをストレスと表現するようにもなりました。

1 Q. 「ストレス状況を解消する心のメカニズム」とは?
  A. 3つのメカニズムがあり、健康なこころを持っている私達のなかでは、無意識に働いているものです。それが破綻すると精神的にいろいろな問題が発生してきます。

a.欲求不満耐性
 外界からのストレスに対して正面から立ち向かい、それを跳ね返そうとする、こころの力です。様々なストレスや欲求不満・葛藤に耐えて乗り越えようとする心のメカニズムです。最近はこの耐性が欠如したり弱かったりする子供や青年が多くみられます。その結果、安易に欠勤したり無気力となったりする職員が増えています。

b.自我防衛規制
  人間は自然に自分のこころの破綻を防ごうとするメカニズムを備えています。それが防衛規制です。防衛規制には様々な種類があると精神分析的には言われています。そのひとつが自分の心のありようを上手く変形させることで外界からのストレスを逃がすというやり方です。つまり柔軟な考え方や対処が自然にできるような心のメカニズムです。

c.カタルシス
  心の中にたまったストレスのエネルギーを、言語化・行動化することで発散する方法です。例えば、同僚や友人に愚痴を言う、やけ酒、やけ食い、体を動かして発散するなどの方法です。

1 Q. ストレスへの対応策は?
  A. 心のメカニズムの破綻で不適応のサインがあらわれますので、その心の破綻のサインを早く見つけることが一番大切です。

 
田中先生
田中 利幸
(たなかとしゆき)
田中クリニック銀座院長。東京女子医大大学院修了。大阪大学医学部付属病院神経科・精神科入局を振り出しに、東京女子医大、国立大阪南病院で研修、研鑽を重ねる。医療法人博奉会相模ヶ丘病院副院長を経て2000年1月に働く方のための都心の保健室をめざしてメンタルクリニックを銀座に開設。現在多くのビジネスマン、OLの患者さんの診察に当たっている。

田中クリニック銀座ホームページ


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2007年7月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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