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ヤマちゃんのちゃんぷる交遊録
エコ・ビーイング
四拾六の巻 「エコ・ビーイング」
会 場:ブーケ21
例 会:定例会は月の第1金曜日の夜に開催
会員数:16名
代表者:山崎 宣子さん
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 この会は「環境問題を通して、生活のあり方、地域の歴史、伝統文化、都心の自然に気づき守ること等、行動実践を通して、地球環境と人間との共生を考え、地域社会に貢献すること」を目的として、2004年1月に設立しました。
 環境はさまざまな分野と密接に関連しているので物事を総合的に多角的にとらえる視点を欠かすことができません。幼児から高齢者まで、すべての世代、学校・家庭・地域・職場・野外活動などの場で相互理解を深め学びあうことを目的にしています。





 前回「四拾五の巻」の取材先、中央区の「第6回エコまつり」のブースでは「フード・マイレージとバーチャル・ウォーター」というタイトルで、参加者に低炭素生活の勧めを提唱していました。
 「バーチャル・ウォーター」とは「仮想水」とも呼ばれ、食糧を生産する時に使われる「見えない水」のことで、食糧生産時には驚くほどの大量の水を使います。日本の食糧自給率は40%、60%を外国からの輸入に頼っているので、世界中から大量の水を輸入していることになります。因みにこの地球上で私たちが生活に使える水は0.01%しかありません。
 「フード・マイレージ」は食料の輸送距離のことで、食料を遠方から運ぶことは、多くのエネルギーを消費し、たくさんのCO2を排出しています。
 ブース内のパソコンには、食品のバーチャル・ウォーター(VW)量が入力されていて『カツ丼を食べると水がどの位使われているのか』や『ステーキを食べると水がどれだけ使われているのか』という「バーチャル・ウォーター自動計算表」を使ってVW量が直ちに理解できるようになっていました。
 子供たちには面白いと好評でしたが、大人でも目からウロコの最新情報でした。
 中央区の「第6回エコまつり」、「第8回中央区ブーケまつり」の出展では、楽しい展示と新しい環境情報を来場者に披露されていました。

[主な活動暦]
■「Eco-Being 谷津干潟自然観察会」
■「チュラ(かまど)を通して見たバングラデシュ」
■ Eco-Being 環境学習会「キリンビール横浜工場 “環境コース”」見学会
■「浜離宮庭園で華やかなお正月」イベントへ出展
■「水元公園で春を感じよう」「都心での養蜂の現場を見に行く」
■「中央区エコまつり」「ブーケまつり」「こどもとためす環境まつり」出展
■「浜離宮庭園クリーン・エイド&冬鳥ウォチング」
■ 中央区主催「中央区環境学習講座」企画・運営協力



ヤマちゃんの一言…
   私たちが如何に無頓着な生活をしているか、目先のエコだけに目をむけて、その先にある環境問題まで深く思い至らないかということを反省させられた次第です。
 

2009年7月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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