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ヤマちゃんのちゃんぷる交遊録
「ヴィエント」(フラメンコ)
六拾五の巻 「ヴィエント」(フラメンコ)
会 場:月島社会教育会館
レッスン:毎週日曜 14:00〜17:00
メンバー:5人
代表者:伊藤 定子さん
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 この会は以前に、ご紹介した九の巻「チャールストン」講師の風戸先生に習っていたメンバーによって立ち上げられました。ヴィエントはスペイン語で「風」という意味だそうです。新たに始められたフラメンコその魅力に魅せられた先生の勧めでサークルが始まり、現在6年目に入ります。
 お伺いした9月4日は、中央区立月島社会教育会館で行われる毎年恒例のサークル発表会に向けて、練習に励んでいるところでした。

練習風景練習風景


 今回の曲目「sevillanas(セビジャーナス)」は、毎年春スペインで開催されるお祭りで踊られる曲の一つです。
 自ら編集したビデオで柔軟体操を行い、ステップの練習に3時間近くを占められていました。時折、聞きなれないスペイン語が飛び交ったり、両手に持つカスタネットの練習にも余念がありません。つま先やかかとで床を踏み鳴らしてリズムをとり、手の動きのしなやかさで心を表現するのがフラメンコの醍醐味です。踊り手とギタリスト、歌い手の呼吸に合わせながら、甲高い音と低くこもった音の二種類の音を使い分け、手拍子を叩いていきます。観客側から見るとメリハリや小気味良い駆け引きがあって、それもフラメンコの魅力の一つだと思います。足さばきと床を踏み鳴らす音は、スペインの人たちの情熱的な国民性を表すようで、見ている人を魅了します。
平成22年度の発表会平成22年度の発表会


ヤマちゃんの一言…
   私は20代の頃、スペイン舞踊家の小松原庸子さんのステージを何回か拝見しました。機会があって、新宿の「エル・フラメンコ」にも数回行きました。バラの花を加え、挑発的な踊りをするカルメンの印象が強く心に残っています。
 フラメンコの衣装に身を包む心地良い時間を、このサークルで共有するのも素敵だと思いました。
 当サークルでは3月か4月には初心者のかたの受け入れを行うそうなので、見学を申し込まれたら如何でしょうか。是非、来年の2月の発表会をご見学されることをお勧めします。
 

2011年9月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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