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■ 4月5日発行  このページの先頭へ
人口9万人を達成 10万人は3年後?

 中央区の人口が3月29日に9万人を達成した。昭和56年以来、23年ぶりの回復になる。
 中央区の人口のピークは、昭和28年1月の17万2,183人。これ以後、業務化の進行とともに減少の一途をたどり平成9年4月には最低の7万1,806人にまで落ちこんだ。こういう中で区政の指揮をとることになった矢田区長は公約の先頭に人口回復をかかげ、昭和63年に定住人口回復対策本部を設置。再開発など、精力的に取り組んできた。晴海や浜町など公団とタイアップしての開発が実現するにつれて人口が増加。さらにバブル崩壊後の不況対策として住宅に限り容積を増す規制緩和がとられると、都心の底地買いされた空地に次々とマンションが実現して人口回復に拍車をかけるに至った。
  なお9万人目の区民となった佃一丁目の横山陽二さんの家族には、10日土曜に佃二丁目のパリ広場で開催される江戸開府記念メモリアルタイムカプセル格納式において、お江戸日本橋をデザインした楯が記念品として贈られる。
  8万人達成が平成13年1月で、目標10万人も3年ぐらいで達成の見込みだ。

湊町に8棟もマンション
区に調停を求めて要望

 人口増加の一方で、相次ぐマンション建設にともなう地域のトラブルが各地で相次いでいる。湊三丁目では一斉に6棟ものマンション工事が始まるとあって関心を集めている。底地買いされていた土地がバブル崩壊で放置されていた空地の多い地区としても有名。地元の京橋5の部連合町会は3月1日に矢田区長に要望書を提出し、区の協力を求めている。
  区は相隣問題として開発・建築業者の調整を進めている。要望書は次の通り。
  (1)最近区内に於いて、ワンルームマンションと思われるビルの建築が盛んに行われ、地域住民から種々不満の声があがっている。特に最近、湊三丁目の1番、2番、7番、8番の内では6か所に、隣接番地内でも2か所、中でも8番は全域が予定地となり、近隣の住民は建設中の騒音、振動等、ならびに同時に惹起する交通渋滞に大へん危惧を感じている。(最近の傾向として、開発業者・建築業者ともに、地域住民との話し合いを避けているように受けとられる言動が感じられる)
  (2)開発業者の中には、町内に広大な土地を有しながら、町会費の納入を拒否し、全く町会に協力せず、合意・了解なしで「開発」を進めている業者もいる。このような状況が続くならば、町会の存続が危くなり、下町の伝統ある諸行事の進行にも支障を生じ、結果、町内住民の調和・親睦の基盤が崩れることは明白だ。下町文化の崩壊を招くに相置ない。

 
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