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■ 4月26日発行  このページの先頭へ
伸びゆく八重洲街の展望
東京駅八重洲口に超高層ビル
 日本橋が変わろうとしている。東急百貨店の跡地に日本橋コレドがオープンし、同時に日本橋を巡る無料バスも開通した。三越本店の新館ビルが今年10月にオープン。さらに三井不動産の新ビルが来年には完成して外資系ホテルが進出する。古い商人の町が開府400年を境にして大きく変わっていく。日本の表玄関東京駅が大改造される。八重洲口の南北に超高層ビルがお目見えし、駅舎も丸の内側とは対象的な明るさでリニューアルされる。遅々として進まなかった東京駅前開発も、まず京橋2丁目で今年秋にも目ざすべき絵がまとまる予定。まず、注目の東京駅八重洲口の改造とはどんなものか、その概要をまとめた。

東京駅大改造 中央に大屋根    
 東京駅八重洲開発計画とは次のような内容のものだ。
 八重洲駅前広場をはさんだ南北に超高速ツインタワーを建設(写真上)するとともに、既存の鉄道会館ビルを撤去して、中央部にタワーを結ぶ歩行者デッキと大屋根(写真下)を設ける。さらに交通が輻輳する現在の駅前広場の奥行を拡大し、交通結節機能の強化、豊かな歩行者空間の創出を図る、という八重洲駅前広場の再整備と一体的に行われるもので、新しい首都東京の顔を創出しようとしている。
 中央部には駅施設および店舗を配置することにより、賑わいのある地上およびデッキレベルの歩行者ネットワークを形成する。南棟および北棟の高層部には先進的なオフィス空間を提供し、北棟低層部には現在鉄道会館ビルに入居している大丸東京店が入居する。
 東京駅丸の内側が、創設当時の3階建てに復元される丸の内駅舎(重要文化財)によって「歴史性」を象徴する玄関口となることに対し、八重洲側は、透明感のあるガラスを多用した超高層ツインタワー、長大な空間を明るく包む大屋根によって「先進性・先端性」を象徴する玄関口になるという。
 本計画は、特例容積率適用区域制度を活用して、丸の内駅舎の未利用容積を有効活用する。
 計画の概要は次のとおり。
 <南棟>最高高さ約205メートル(地上41階、地下4階)主要用途は事務所▽駐車場は800台
 <中央部>最高高さ約30メートル(地上4階、地下4階)駅施設と店舗
 <北棟>工期=最高高さ約205メートル(地上42階、地下4階)事務所・店舗▽U期=最高高さ約70メートル(地上16階、地下4階)店舗
 施行業者=JR東日本、三井不動産、国際観光会館、鹿島八重洲開発、新日本石油
 スケジュール=2004年夏一期着工▽2008年春一期竣工(南棟、北棟一期部分)U期着工▽2011年春U期竣工(中央部、北棟U期部分)
 設計者=日建設計、ジェイアール東日本建設設計事務所共同企業体。

初の試み 室壱祭り
 今年も名橋「日本橋」祭りが4月4日の日曜日に開催された。これと同時開催で初めての企画「室壱祭り」が実施された=写真。
 残念ながら折りからの寒風と雨で盛りあがらなかったものの、室町1丁目町会と日本橋学生工房とで取り組んだイベント。その意気やよしで、来年の開催に期待がこめられている。
 室壱祭りとは、老舗の多く集まっている室一仲通りの賑わいをもう1度の願いをこめて企画されたもの。次のようによびかけている「今でも色濃く残る江戸っ子文化を、目・鼻・舌・耳・手の5感を通じて、誰もが触れることができるような祭りを企画しましたので、是非体感していただければと思います。ホームページアドレス=http://n-kohboh.jp

高島屋リニューアル
新しい世代を狙って


 日本橋高島屋が八年ぶりに全館リニューアルして21日にグランドオープンした。
 地域が一丸となって魅力アップをはかっている日本橋地域にあって消費者の動向も変化し、次世代を取りこむ必要があるとの観点から今回のリニューアルが進められた。
 「生活に美意識をお持ちになり、自分らしさを大切にしていらっしゃるお客様が、お望みのものに出会い、楽しくお過ごしいただける、新しい日本橋高島屋へ」このようによびかけている。そのコンセプトは「ベストクオリティ」「ベストホスピタリティ」と「ベストアメニティ」に集約されるという。
 リニューアルにともない、営業時間も変更された。
 地下二階をのぞく本館と、六階を除く新館は午前10時から午後8時まで。
 本館地下2階レストラン街および新館6階レストラン街は午前11時から午後9時。
 なお今回の事業の投資額は50億円に及ぶ。

世界初も話題 レストラン街
 夜九時までのディナーも可能になった地下2階レストラン街には次のような店がそろっている。
 <オムライスパーラー星のたまごたちbyグリル天満屋>「百貨店初登場」人気の洋食レストランの麻布十番「グリル天満屋」が新業態で出店。リーズナブルな価格でハヤシライスやオムライスを展開。
 <西麻布イタリア料理 アルボルト>西麻布の有名イタリアンがパスタやピザを中心にカジュアルにお楽しみいただけます。
 <レストランローズ>和洋中いろいろなメニューを一箇所で楽しめるファミリーレストラン。
 新館6階レストランも夜九時まで営業。
 <糖朝>香港スイーツレストランの日本2号店。マンゴプリンや豆腐花などのアジアンスイーツだけでなく、麺・粥まで体にやさしいメニューを展開。
 <資生堂パーラー>創業103年目を迎える伝統の味とサービスが人気。ミートコロッケ女性に人気のふっくらとしたオムライス、アイスクリームやデザートもおすすめ
 そして2階特選街には「世界初登場」が。
 <ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション サロン・ドゥ・テ> フランスを代表する名シェフ、ジョエル・ロブション氏。
 15歳でボワティエ市内のホテルのレストランで料理見習いになり、以来レストランを渡り歩き、1974年4月、28歳という若さでホテル「コンコルド・ラファイエット・ホテル」総料理長に就き、31歳で「フランス最優秀職人賞」を受賞。
 世界中が注目するロブシェ氏がまた新たな分野に挑戦。それが、世界で初めての同氏のサロン・ドゥ・テ。店のムードは赤と黒を基調にした、華やかでゴージャスなイメージ。最高の料理人が手がける優雅なティータイムとは!
 <ワインブティック エスパス・タイユヴァン>ヴィンテージ、高級ワインを扱う、パリの一流ワイン店が、ついに百貨店に登場。有名ブランドが並ぶフロアの一角で、優雅にヴィンテージワインが選べます。1973年にミュランの3ツ星を獲得し、以来現在まで30年以上にもわたりもっとも長く3ツ星を堅持している。
 4階では次の2店が活躍している。
 <千疋屋フルーツパーラー>創業170年の果物の老舗が選び抜いたフルーツを使って作るジュースやオリジナルデザートが人気。
 <すきやばし次郎 日本橋店>百貨店では日本橋高島屋のみ。特別食堂に通じる4階に世界的に名高い鮨の名店が移設オープン。江戸の真髄が味わえます。
 
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