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■ 11月15日発行  このページの先頭へ
ウェルネスコミュニティの催事
青少年育成でシンポジウム

 NPO法人「ウェルネスコミュニティ」の第15回目の催事が6日、築地本願寺のブティストホールで開かれた。  
 今回は感動体験記の公募作品397作品から入賞した作品に表彰状が贈られた。引き続き、「青少年の健全育成を考える」をテーマにシンポジウムが開かれた=写真。  司会を銀座中学の元校長、堀内一男氏(跡見学園女子大学教授)がつとめ、コーディネーターの加藤タキさん、築地警察元署長の清家春夫氏、日本橋中学の塩入睦夫校長、ファッション・ビジネス・アドバイザーの生田目正義氏がパネラーとなって論議を展開した。  
 加藤さんは親が国会議員の公務で家にほとんどいなかったが「いちども寂しいと思ったことはない」と言う。親がいつも愛をいろんな形で与えてくれたからで、「大人が十二分に自立し心豊かになることで、愛を、人の気持ちや立場を思いやる想像力を持つことができる」「青少年を育む社会の責任は、まず愛することにあるのではないか」と家庭の重要性を説いた。  
 清家氏は、少年犯罪が増加している状況を数字を例証したうえで「生きる力を育むための人間教育」として、己をコントロールする力、規範を学び仲間に対する思いやりの心、克己心・忍耐力を養って自立する力、目標を立て成果を出す力これらを育てる環境づくりが今は必要とされていると説いた。  塩入校長は、テストの結果や目に見えやすい悪行だけに目をうばわれることなく、見えにくい信頼感、家庭の情といったものは善・悪が混在する遊びの中で陶治されていくもので、急ぐことなくその過程をじっくりと待ちたい、と教師の立場を主張。  
 生田目氏は娘さんが外国に留学中、「甘やかされて、ダメになっちゃう」意味でスポイルされると表現していたと紹介し、親の友達化、無関心を脱し「真摯に向き合う勇気が必要」と説いた。  パネラーの発言に会場からも多くの意見が出されて、今日の「青少年の健全育成」への関心の高さを示していた。  (感動体験記の最優秀賞、優秀賞の作品は29日付の本紙に掲載します)

 
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