月島警察署の武道始式は、7日、豊海小学校の体育館で開催された。署長の谷本郁夫署長は昨年の治安状況を報告するとともに「安心安全」への新たな決意を語った。督励官の近藤第一方面本部長は、検挙の成果だけでなく、交通事故死の減少を例に予防的な視点での取り組みを強調。
　 来賓として竹中大臣も列席した。リバーシティ21の住民として日頃の警察の治安に感謝の意を告げるとともに、江戸末期に黒船が到来したのちにわかに武道が盛んになった事実を紹介し、この時、技をみがくだけでなく自分と向きあうことで心もきたえられ、このことが後のすぐれた政治家の輩出につながっていくと語り、武道の意義を説いた。
　 矢田区長は「強い警察こそ住民の信頼を得る」と強調。
　 恒例の少年による柔道・剣道の紅白試合も披露されて激励の拍手にわいた。