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■ 1月31日発行  このページの先頭へ
子ども体験を報告し海と魚の大切さ確認
「ウーマンズフォーラム魚」

 海と魚をとおして食・環境・産業・文化を考え行動しようという市民レベルの会「ウーマンズフォーラム魚(さかな)」(白石ユリ子代表)は23日の日曜、月島第2小学校で、海彦クラブ2004「こども・海とサカナのフォーラム」を開催した。
  会場に350人に及ぶ親子づれなど多くの人たちが集まり盛会だった。民族歌舞団・荒馬座が「海はいのち」をテーマに演じて会場を盛り上げた。講演会は作家の椎名誠さんが「海のしっぽ」という題で自らの探検・冒険の体験にもとづいて話した。アマゾンの蛇の長さについて、痛さが大脳に達する時間からして体長が20メートルをこえることはあり得ないなどと説明。また、温暖化がこのまま続くと「地球の飲める水は今世紀末にはなくなる」と説いて参加者を驚かせた。最後に「皆さんが自然を見る時、考える習慣を身につけてほしい」と語って終了した。
  第3部は、昨年10月末に月島第2小と大田区入新井小の子どもたち27人が富山県氷見で「こども記者」として取材した様子をビデオで紹介。ひき続いて、こども記者が、漁師の1日、定置網漁、ブリ、流通、食べるの5つのテーマについて体験にもとづいて、寸劇をまじえて報告した。漁師は陽がのぼる前に海へ行って漁をし、魚の卸しは手の付合で値段を示すなど、ふだんは知り得ない知識を身につけた感動を語った。
  最後に「海にゴミを捨てない」など自分が今日からできることを実施すると宣言して終了した。会場には氷見の漁師も顔を見せていた。
  海彦クラブは小学生を対象に2000年からスタートしたプログラム。すでに区内の小学校で「浜のかあさんと語ろう会」を開催している。海と魚を大切にするネットワークに貢献している。

 
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