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■ 4月4日発行  このページの先頭へ
新たに2件を文化財に

 中央区文化財保護審議会は新たに文化財2件を1日付で登録することを決めた。これで文化財登録は77件となる。内容は次の通り。
日本橋魚市場絵図面
 江戸時代の開府と同時に日本橋のたもとに開設された魚市場。その権利関係や売場の特質を描いた貴重な資料。絵図面は江戸中期、後期に作成されたもの3枚を巻子本に仕立てている。
 絵図に描かれている魚市場の範囲は、日本橋川沿いの芝河岸から地引河岸へと至る河岸地に面した地域。河岸地の船着場、魚市場に建てられた納屋の構造、納屋と敷地割に記された人名など、様ざまな情報が書き込まれている。
 また、日本橋魚河岸の創設や納屋建設の変遷、魚市場と町奉行との関係など、魚市場の歴史に関する記述も見られる貴重な文化財。
 所有者は金子きささん。佃島の絵図も所有する金子為夫氏の未亡人。
江戸三座入場券
 区内の遺跡から発掘された江戸三座とよばれた市村座、森田座、中村座の芝居の入場券。長さ13〜15センチ、幅5〜7センチ、厚さ0.5〜1センチほどの板に、各座名の焼印や墨書をうかがい知れる。いずれも江戸時代中期の遺跡から出土した。市村座は日本橋2丁目、森田座は京橋2丁目、中村座は日本橋1丁目のそれぞれの遺跡から出土した。
 江戸の歌舞伎は、初代中村勘三郎が京橋゜に猿若座(のちの中村座)をおこしたことに始まる。今年は江戸歌舞伎発祥から380年の節目にあたる。

 
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