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■ 6月27日発行  このページの先頭へ
都議選スタート
自民・民主、初めての一騎打ち
有権者1万5千人増でも投票率低迷?

  東京都議選が23日の告示をもってスタートした。7月3日(日)の投票・開票めざして熱戦の火ぶたが切られた。今回の都議選は直前に、浜渦副知事が更迭されるというアクシデントがおき、このことが石原都政の評価にどのような影響を与え、都議選にどう波及していくのか注目されている。百条委員会をめぐる都議会各会派の思惑と駆け引きがその根底にあり、浜渦副知事が都政の関所代わりをしていたといっても、都民には理解の及ばないことで、その分かりにくさから、むしろ都議選の関心をそいでいるという見方もある。ところで中央区は、人口急増中ということもあり有権者が前回より15,000人も増え8万人を突破した。新しい住民の大半がマンション住まいが特色。このため、これら新住民の人心をつかみかねているのが候補者各陣営の実情だ。前回は小泉ブームにのって47%におしあげたが、平成9年は40%を割っている。国政が「わかりにくい」と言われる郵政が争点になっていることを合わせると、投票率を挙げる要因が見当たらない。また中央区は初めて民主党が候補者を立て、自民党との一騎討ちという展開になった。立石陣営には初めての体験で、しかも相手陣営の拠り所が中山票というよりも、民主党支部が確立していないため、鳩山票に基軸がおかれていることから予断を許さない状況にある。このあたりの動きが今回の選挙の注目の的になっている。投票率の行方とともに今後の争点になっていくと見られる。なお公明党は前回同様、立石候補支持と態度を明確にしている。立候補した3人の主張とプロフィールをまとめた。上から届け出順。

自民党公認・立石はるやす候補
良き風習の復活を

  <東京の明るい将来のために>私のマニフェスト=(1)必ず来る大震災に備え隣人の輪で安全・安心なまちづくり。(2)都民負担の軽減に景気回復。(3)子育て家庭支援のための認定保育園の拡充と平日夜間の急病対策。(4)高齢者のグループホームや筋力アップセンターの拡充。(5)中小企業支援制度融資の拡充。(6)新・元気出せ商店事業の強化
  <景気回復と観光資源>中央区が主催した景気回復アップデモを全面に掲げて、中小企業は社会の宝として金融庁の締めつけを批判。同時に、名橋日本橋の高速道撤去、勝どき橋の開橋復活を掲げて、新しい観光資源の創出による新たな都心の賑わいも提案している。
  <良き風習の復元を>高層マンションの出現で、隣近所の付き合いの失われていることを無念に思うと訴え、子育てや子供の教育に隣近所が協力し合う「良き風習」の復元をよびかけている。
  <プロフィール>昭和16年中央区生まれ。明治大学政経学部、及び同大学院にて地方自治論を学ぶ。家業を継承しつつ一級建築士を取得。昭和46年、29歳で区議に初当選。3期10年つとめたのち、56年39歳で都議に初当選、以来6期連続当選。築地本願寺東京教区仏教青年連盟の委員長を歴任。日本橋、銀座、月島のまちづくりを推進。事務所は佃大橋手前の明石町。

共産党公認・桑名文彦候補
私の原点は「平和」

  <中央区は矛盾の集中点>「都市再生緊急整備地区」に指定された中央区は、超高層ビルのあいつぐ建設で既存オフィスビルの空き室が急増。中小ビル経営の危機を生み出しています。そのうえ東京都は、区民あげた反対の声を無視して「築地市場」の移転や1日6万台の車が通る「環状2号線」の「地下トンネル」方式から「地上化」方式への変更を強化しようとしています。震災対策も立ち遅れています。区内で現行の耐震基準に達していない建築物はおよそ1万5千棟。水道・電気などライフラインが破壊された場合の、高層マンション防災対策も急がれます。
  <原点は平和>石原都知事は「命がけで憲法を破る」と語っています。小学生の頃、1977年に横浜で米軍機が墜落し、幼い兄弟が犠牲になったという事件を知ってなんでアメリカの基地が日本にあるんだろう。なぜこんなことが…」とショックを受けました。私の活動の原点は「平和」です。
  <プロフィール>昭和45年葛飾区生まれ。34歳。都立水元高校卒。平成5年から教育用映像関係の企業に勤務。10年から日本共産党中央地区委員会に勤務。「しんぶん赤旗」中央区出張所長など歴任。現在、党地区都政対策委員長。趣味は音楽鑑賞、読書。家族は妻、子供1人。事務所は入船の地区委員会1階。

民主党公認・梶川やすじ候補
新政治家をめざす

  <目指すもの>国会議員の秘書として約8年、中央区を歩かせていただき、やるべきことがはっきり見えました。今そこ停滞する諸問題を解決すべき若き行動ができる政治家が必要です。新しい時代にふさわしい「新・政治家」を目指します。
  <共働きがしやすい>少子化は、国そのものに関わる重大事です。結婚して子供が出来たら多くの女性が働けなくなる。そんな現状も要因のひとつ。安心してお子様を預けられる環境と施設の充実は、「防犯・教育」と共に強化しなければなりません。待機児童・ゼロへ。
  <活気あふれる街>中小企業や商店街に景気回復の兆しは反映しているでしょうか。中小企業には「新銀行東京」の活用化や現実に即した早急な対応策をとり、商店街の活性化には、成功している事例の情報収集や、もっともっとみなさまの声を聞きながら打てる手を打ち、汗をかきたいと思います。
  <プロフィール>昭和42年台東区生まれ。平成元年、早稲田大学法学部卒。繊維メーカー入社、約8年間の会社生活。平成9年、鳩山邦夫代議士秘書。11年から中山よしかつ代議士の秘書。8年間にわたる秘書生活で、町会団体のイベントを小まめに回り、その実績で得た人脈、ネットワークが武器。事務所は月島西仲通り1番街。

 
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