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■ 7月25日発行  このページの先頭へ
鎮座360年を祝して
8月6日から住吉神社の大祭

 3年に1度の大祭で知られる住吉神社例大祭が8月6日(土)から8日(月)まで月島の全島あげて開催される。
 今年は佃の住吉神社が鎮座360年という大きな節目を迎え、祭りの主催者・住吉講のポスターもこれを前面に打ち出している。
  佃島は徳川家康が江戸に幕府を開くと同時に石川島に隣接して造営された島、家康ゆかりの土地として江戸時代は別格の扱いを受けてきた。江戸城からも見えたという五反幟も特別待遇のひとつ。同時にまた進取の精進にも恵まれ祭りも時代に応じて変化しており、そのたびに江戸の人気を集めてきた。
最古の八角みこし
  住吉神社の宮神輿は、八角形の形をしているところから「八角みこし」と言われる。天保年間の作という。紫宸殿など天皇の御座する場所が八角の屋形に据えられるところに由来する。宮神輿は7日の日曜日に宮出しされ御旅所に1泊して8日の夕刻まで月島全域を渡御する。
  佃にはもうひとつの宮元神輿がある。重さ百貫ともいう重厚な造りで、昭和30年代に人形町の八町みこしを買いとったもの。重さを支えるため担ぎ棒が長かったのを佃島に合せて切ってしまった。その重さは大変なものという。
伝統の獅子まつり
  佃島には幟(のぼり)が6か所に立ち、それぞれ小屋が造設されて、その中に対の獅子が安置される。祭りの初日にはこの獅子が神社でお祓を受けたのち一斉に担ぎ出される。境内を埋めた勇み肌の若衆が我先にと獅子の鼻頭にふれようと駆けよる。江戸の昔から伝わる祭りの風景で、このことから別称「獅子祭り」ともいわれる。今年は6日に開催される。
新しい行事船渡御
  佃の祭りは昔から神輿を隅田川に繰り出すことで知られたが、カミソリ堤防が出来て中止になった。それが平成2年の大祭から「船渡御」として28年ぶりに復活して内外の注目を集めた。
  佃ばやしを先頭に台船に乗せられた宮神輿が隅田川から晴海沖まで繰り出して佃に帰還する。佃まつりの新しい風物詩で佃公園は人で埋まり、歓声でわく。
佃祭りの日程
☆8月5日(金)14:45〜町内神輿清祓い▽17:00大幟旗揚げ▽19:30宵宮手打式
☆6日(土)9:00大祭式▽10:30獅子頭宮出し▽11:30獅子頭・各町神輿連合渡御▽20:00宮神輿御霊移し
☆7日(日)6:30宮神輿宮出し▽8:20船渡御出船=佃公園隅田川テラス―海上祭=東京湾晴海沖▽12:40宮神輿御旅所渡御▽14:20御旅所到着=晴海、勝どき豊海各町宮神輿渡御
☆8日(月)9:00宮神輿御旅所出社=勝どき9:00〜10:10▽月島四之部10:10〜12:00▽月島三之部13:00〜14:30▽月島二之部14:30〜16:00▽月島一之部16:00〜17:30▽新佃17:30〜19:30=18:50宮神輿出迎▽19:30宮神輿宮入御霊移し

 こちらから映像がご覧になれます。>> イベントカレンダー8月

 
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