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■ 9月12日発行  このページの先頭へ
家計、企業に明るい兆し
8月の景気動向調査から

 中央区は平成15年2月から区内の景気動向の調査を実施しており隔月で結果を発表している。8月調査の内容がこのほど明らかにされた。
 前回調査では、DI(景気動向指数)の現状はやや下降気味だったが、先行きは回復に転じた。今回の調査では、DIは現状、先行きともに上昇に転じた。
 なお調査方法は、経済活動の現場で働く方を景気ウォッチャー(調査協力員)として委嘱し、それぞれの仕事を通じた景気判断を報告し、それをもとに区内の景気動向を把握している。
 調査結果の概要を区は次のようにまとめている。
 区内における8月の現状判断DIは合計で46.2と前回調査より0.4ポイント上昇している。先行き判断DIにおいては前回調査を3.9ポイント上回る56.0となり、横ばいを示す50.0を上回っている。前年同月比では、現状判断DIが3.8ポイント先行き判断DIが2.5ポイントと、それぞれ低下。
 現状判断DIを分野別に見ると、家計動向関連のDIは50.0(前回調査比2.2ポイント低下)と、横ばいを示す50.0を維持しているものの、企業動向関連のDIは42.2(同2.4ポイント上昇)と、50.0を下回っている。家庭動向関連では、「景気が上向きで需要が増えている、来客数が増えた」等の回答がある反面、「新規の客が増えない、売上高が増えない」という意見も複数あった。企業動向関連では、製造業においてDIが12.5ポイント上昇し、「法人の売上が上昇傾向にある。新製品発売で需要が活発である」という回答が見受けられた。「悪くなっている」という回答には、「受注量が減っている、コスト競争が厳しくなっている」等、依然として厳しい現状判断も。
 先行判断DIを分野別に見ると、家計動向関連が前回調査から3.3ポイント上昇し53.3となっている。特にサービス関連が62.5と前回調査から大きく16・1ポイント上昇した。企業関連では前回調査から4・7ポイント上昇し、58・7となり、前回から引続いて横ばいを示す50・0を上回っている。要因は「受注量の増加が見込まれる、景気は回復に向かう」方、「やや良くなる」という回答が増えたことによる。
 今回の調査は、家計動向関連の現状判断にやや弱さが見えるものの、先行について家計・企業動向関連ともに回復するなど、明るい兆しが見出せる。

 
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