日本橋の室町1丁目と本町1丁目に新しい商店会が発足し、20日、日本橋倶楽部で設立総会が開かれた。
　司会は事務局の宮内氏がつとめ、発起人を代表して室町の橋本敬氏が挨拶。電線の地中化工事が進む一方、来年5月から鋪装工事も始まる中で「沢山の人が集まり、人の流れが変わってこようとしている時、道路が良くなるだけでなく町の振興のため商店会発足になった」と経緯を語り、さらに「これは日本橋一の部全体の問題でもあり、また銀座に比べると遅れているので、行政にきちんとものを申していきたい」と会発足の意義にもふれた。
　連合町会の涌井恭行会長も挨拶。「大変結構なことで連合町会として運命共同体なので商工部会のようなものをたちあげ、その一環ということでこぞって協力したい」と方向性を明らかにした。
　規約を承認したのち、会長に橋本氏が就任。副会長には本町の高橋町会長、室町の石原町会長、本町の佐久間氏、室町の石丸氏と決まった。
　また三越や三井不動産の協力をあおぐとともに、仲通り商店会などとの合併も検討していくことになった。