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■ 2月27日発行  このページの先頭へ
三越、歌舞伎座の建設
銀座に新しい名所

 現在、銀座では3件の開発構想が進行中。銀座三越の増築(G-4計画)、銀座松屋の改築(銀座6丁目計画)、歌舞伎座計画の3件で、各事業者は8日に開かれた銀座地区まちづくり会議で、その内容を説明した。

銀座三越の増築
 銀座三越の裏側街区(晴海通り、三原通り、王子製紙ビル、区道427号線に囲まれた街区)に新舘を建築する。
 新舘ビルは三越の他に土地所有者22名と借地権者11名による共同開発となる。
 敷地面積は2,475平方メートルで、三越以外の所有地は495平方メートル。ビルの規模は、高さ56メートル(本館31メートル)で地下5階、地上12階(本館は地下6階、地上8階)となる。建物の用途は百貨店と地下に駐車場施設など。
 本館と新舘の間の区道は廃止するが、ファサード(屋根付き通路)として生かし、新たな賑いづくりを演出する。また、本館の屋上レベルの延長として晴海通り側に「銀座テラス」を設けて新しい賑い広場とする。
 年内に都市計画手続きをすすめる。

歌舞伎座の建替え
 現在の歌舞伎座の建物は、関東大震災後に建てられたものが戦災で8割が焼失したが旧建物の原型を生かして昭和26年に再開場した。平成8年、国登録有形文化財に指定される。建替えに当たって外観を大きく変えない条件がついている。
 新しい歌舞伎座は正面を晴海通り側にせり出して高層部に事務所を配置。事務所は6階以上とする。文化のランドマークを目指す。銀座まちづくり会議としては、場所が東銀座(昭和通り以東)ということで銀座ルールでしばらない意向という。

松坂屋等の建替え
 銀座松坂屋は今年で開店82周年となり、建物の耐震性や設備の老朽化による建替えの必要性に迫られており、周辺の地権者と共同建替えをよびかけ、平成15年に銀座6丁目地区街づくり協議会を発足させた。建替え街区は、中央通り、みゆき通り、三原通り、交詢社通りにはさまれたエリア。
 計画は松坂屋裏の通りを三原通りに付替えるとしている。そのうえで、銀座ルール(高さ66メートル)に基づいた案と、いまの街並みに配慮した3案、合計4案を示している。後者の3案は高さが135メートル、160メートル、190メートルで店舗にオフィス、ホテルなどを併設するとしている。
 この案に対して地元は、もっと検討が必要としており、新たな銀座ルールとのかねあいが焦点となりそう。

 
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