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■ 2月27日発行  このページの先頭へ
「水辺利用の活性化方策」を発表
河川のリーディングプロジェクトを提案
イベントや船便の活用を

 中央区は東京23区で水域の面積が18.3%と最も大きいところから、江戸時代からの「水の都」を維持している。且つて京橋・日本橋には水路がはりめぐらされていて、水運の便は商業発展の拠り所とされた。区内に多くのこっている橋の名称はその名残りともいえ、川と運河をしのぶことができる。船便が車に変わって一変。川と運河は次々と埋められていった。現在、環境の時代といわれ、国際観光の面からも「水辺」の復活が叫ばれるようになった。そこで中央区は「水辺利用の活性化に関する方策」を検討してきたが、このほどその「中間のまとめ」を公表した。区内の水辺を活用することによって、往年の「水の都」を復活しようというもので、各河川におけるリーディングプロジェクトを提案している。にぎわいの拠点を創出して、新たな観光スポットにしたいというもので、今後の展開が期待される。

隅田川
 <明石町河岸公園など>明石町河岸公園に防災機能のあるオープンスペースや石川島公園と佃児童公園との連続性を確保した整備を。
 隅田川をはさんだ水辺公園を活用し、観光資源(築地市場やパリ広場)と連携し「水辺市」を開催する。
 フリーマーケット、中央区の特産品市、コンサートなどにより、にぎわい創出。
 まち歩きボランティアと協働して、周辺観光巡りを。
 イベントの開催時には、隅田川の「渡し船」を復活させ両広場を結ぶ。
 <浜町公園>大江戸まつりの開催にあわせ、京橋、月島地域と浜町公園を船で結び、まつり参加者を送迎。

日本橋川
 日本橋に青空を取り戻すため、首都高速道路の撤去・移設の早期実現を促進する。また、日本橋川の再整備を行うための市街地整備手法を検討する。
 日本橋周辺で行われている既存イベントや観光・商業施設などと連携した船着場や水面などの利用支援により魅力を向上させる。
 常盤橋防災船着場を中心に水辺周辺ツアーを開催。
 日本橋橋詰に、にぎわい拠点の船着場を整備。

亀島川
 テラスに緑の遊歩道を整備し、旧稲荷橋周辺にスロープ等を備えたオープンスペースを整備してツタ類などによる護岸緑化を行う。
 オープンスペースでのカフェ等の利用を促進するため、占有許可を規制緩和する。
 水辺イベントや水上レジャーの利用に向けて、簡易な船着場を設置する。
 Eボートやペダルボートなど水面利用を促進。

月島川
 部分的に整備されている緑の散歩道や水辺テラスを全川にわたり整備。階段状のテラスにより親水性を確保するとともに船舶の接岸が可能とする形状に。
 憩いや集いを創出し、釣りなどレジャーの行える工夫。
 商店街と連携した釣り大会などイベントの開催を。

朝潮運河
 地域住民、NPOなど16の民間団体による、朝潮運河ルネッサンス協議会の取り組みに区は協力・支援し、連携して船着場の整備を検討。
 既存イベントや商業施設と連携し、水辺の区道を利用した特産品展の開催や会場間の移動に舟運を導入。
 船着の整備にオープンカフェの設置を誘導する。

晴海地区
 新たに設置される防潮護岸(晴海運河へ幅50メートル)の上部を都や事業と連携して、背後の再開発事業と一帯で緑地整備を促進する。
 水上スキーやヨットなど、マリンスポーツの体験イベントを開催。

市場と浜離宮
 築地本願寺、歌舞伎座、新橋演舞場など観光施設と銀座の回遊ネットワークに水辺拠点を結びつける。
 他県にまたがる広域路線を視野に水上拠点を整備。
 浜離宮と築地ビジョンのまちづくりを推進。

 
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