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■ 5月15日発行  このページの先頭へ
日本橋四の部と屋形船振興会
災害時へ協定を結ぶ
船による救助、輸送に活用

 5月9日、日本橋消防署に於いて青木日本橋消防署長と中央区斉藤区民部長立ち会いのもと、日本橋四の部連合町会と神田川屋形船振興会が「災害時における援助協定」を調印した。この協定は地震による災害が発生し、地域住民が避難を要する場合、船舶や設備を提供し援助活動を行う協定であり、そのための合同訓練を行なうことも盛り込まれている。調印式には四の部連合町会からは横山町飛川町会長、地元石田区議、山口四の部事務局長が、そして屋形船振興会からは、あみ新、田中屋、小松屋、鈴木屋の各氏が出席した。
 調印後に挨拶に立った浅野雄悦連合町会長は、「発災時に川を利用した救助活動が有効」と期待を寄せた。神田川屋形船振興会の皆藤進会長は「近隣として災害時に正式にご協力できる」と喜びを表明した。青木署長も「救助や物資輸送に有効」とこの協定に期待を寄せる。斉藤区民部長は「陸上交通のもろさを中越地震で実感した。川や運河の多い中央区でこの協定は意義深い。」と語り、今後のこの様な協定の必要性を示唆した。調印に列席した関係者からも帰宅困難者のピストン輸送や、柳橋から聖路加病院のある明石町の防災船着き場まで7分で行けるので、救急・急患を搬送できる等、様々なアイデアが語られた。
 その際、防災船着き場の鍵の所在や接岸可能堤防の調査も必要だとの意見もあり、今後この協定を有効なものにしていくためにも、防災訓練で実地訓練をする必要性とマニュアルづくりも大切と確認し、調印式を終えた。
 町会と民間団体との協定は、中央区でも初めてのことであり、今後こうした協定が、網の目のように張り巡らされることを期待したい。

 
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