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■ 6月12日発行  このページの先頭へ
新しいPR誌『築地人』を発刊
築地を広くPR
市場移転の危機感

 近年、築地がグルメで紹介されることもあって人出で賑わっている。魚河岸の存在が改めて見直され、年令にこだわらず食と雰囲気を求め、日曜日にも散歩する人が多い。
 すでに地元では築地の各種店舗が集まって「銘店会」を発足。地元出身のテリー伊藤の写真入りポスターで有名になった。
 その「銘店会」がこのほどA4版オールカラーのPR誌を発刊して、話題を呼んでいる。店の紹介とともに獅子祭りや本願寺、土曜の築地の歩き方などを紹介し、ガイドブックの役割を果たしている。巻頭には築地に居並ぶ「すし店」を地図で紹介。
 銘店会の世話人で、このほど築地4丁目町会の町会長になった岩間章氏が、「発刊の言葉」で次のように記している「築地市場は早ければ6年後に豊洲に移ります。今の様子だと、跡地は更地になり、東京がオリンピックに手を上げ続ける限り、放置されそうです。悔しいよね!こんなに賑わっている築地がね!場内市場は行き、場外は残る、築地は大分割されます」
 このように叫ぶ心情が今回のPR誌発刊となった。せっかく賑わっている今の築地の町を大分断して平気な東京都への怒りばかりではない。市場移転にいつまでも「断固反対」としか言ってこなかった中央区行政と政治へのはがゆさもともなう。
 「区の鮮魚マーケットに全国からの生鮮食品を並べれば新しい市場ができるんです。そうすれば豊洲の市場が物流センターとなっても構わないんです。そのことのメドを早く立ててほしい」と、時間のなさを強調する。だから「矢田区長は石原知事と会って直談判してほしいんですよ」
 岩間さんのこの思いは今の築地に住み、働き、商う人たちに共通しているとも言う。
 新しいPR誌の次号は本願寺の盆踊りなどを特集して7月に発刊の予定。1冊100円の格安で築地近辺の本屋さんでも手に入る。

 
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