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■ 6月26日発行  このページの先頭へ
姉妹提携15周年、サザランド市制100周年
中央区訪問団と盛大に開催

 中央区がオーストラリアのサザランド市と姉妹提携をして15周年。さらにサザランド市制が100周年の大きな節目を迎える。サザランドはキャプテンクックがオーストラリアに着いた時、初めて上陸した土地。このため市のシンボルマークにクック像を用いることが許されている。今回の100周年は他の大きな市も迎えたが、シャイナ(準市)としてはサザランドだけ。また中央区としては3年前の江戸開府400年にサザランド市から市長ら12名が列席したことへの礼もふくめて、2つの祝賀行事に訪問団を送った。矢田区長を筆頭に、区議会から神林議長と会派代表の石島秀起(自民党)植原恭子(公明党)青木幸子(グループ未来)渡部博年(中央区民クラブ)の各議員。また永嶋久子教育委員も同行。さらに今回初めて「日本の凧の会」から3氏が参加した。訪問団は区職員も入れて17名。現地では市長ら関係者の歓迎を受け、とくに海岸沿いの公園で開かれた「凧揚げ大会」は多数の家族連れが参加して大いに賑わった。シドニー市の郊外に位置するサザランド市は海と山に接して自然に恵まれ、人口も増えて22万人。店舗も15年前に比べてスーパーなどが進出。またリタイアした高齢者のマンションも急増して市政も活発に運営されている。

コアラ養育プレゼント

 中央区の訪問団は15日の夜行便で成田を発ち、翌朝、シドニーに着いた。ホテルで着替えるあわただしさで調印式にのぞんだ。
 会場は「中央区庭園」で開催され、サザランドの議員や姉妹都市に関わってきた多くの関係者が招かれていた。オーストラリアの季節は日本の12月。夜は10度を割り寒い。太陽の当たる場所と当たらない温度差が激しいことも特色で、中央区の訪問団の座った所が日陰で、時間がたつほど寒さが身にしみた。
 式典はオーストラリア、日本の国歌斉唱で開始。冒頭にサザランド市長のケビン・シュライバー氏が挨拶。姉妹都市15周年と市制100周年の2重の祝いに出会えたことの喜びを表明。さらに森林火災への支援、中央区庭園の贈呈に始まり過去15年で数100万円にも及ぶ寄付があり、市長は「この交流事業の財源として大いに役立てられている」と感謝の念を示した。
 最後に15周年の記念事業の内容を次のように発表した。
 「サザンランド市民はこのプレゼントを15周年の記念と考えています。中央区の名前はタロンガ動物園の記念碑に刻まれ、動物園へ来訪した方は中央区が貴重な動物(コアラのこと)の養育プログラムに対する誇るべきスポンサーであることを知るでしょう。コアラがタロンガ動物園で育つ様子を定期的にお送りするので、その様子を楽しみにされることを期待します」
 こうして矢田区長に「証明書」が渡され、握手をして会場に拍手がわいた。

区長と議長も挨拶

 サザランド市長の挨拶に次いで矢田区長も挨拶に立ち、特に海外体験学習にふれ、次のように語った。
 「中央区からは600名の中学生がお世話になり、サザランド市から294名の生徒さんをお迎えしております。ホームステイや体験学習を通して、両国の文化を理解し友好を深めた若い世代の方々がこのプログラムの経験を生かし、いつの日か世界の平和と発展に貢献されることを大いに期待しております」
 また3年前に実施された江戸開府400年記念「華パレード」にサザランド市から市長ら12名の代表団が開拓時代の衣装をまとい参列したことを「両国の伝統文化が出会い共有した」と評価し、そのお返しに日本の伝統ある凧を紹介するため、今回は「日本凧の会」を同行したと報告。
 このあと神林議長も挨拶しまた海外体験学習に参加したサザランドの女性は銀座中学や中央区の家庭で受けた温かいもてなしに心から感謝していますと語った。
 調印式を無事にすませ、当日夜には市長主催による市制100周年記念のレセプションが開かれた。この席で神林議長が、今回の会場となったヘーゼルハースト美術館と、昨年12月オープンした郷土天文館「タイムドーム明石」で今年、「姉妹提携15周年とサザランド市制100周年を記念した交流展」を予定していることを明らかにした。
 なお矢田区長は調印式挨拶の最後に英語でワールドカップでのオーストラリアをたたえると語り、拍手と笑いがおきていた。

盛大に舞踏会

 17日の夜には市政100年を祝う市長主催の舞踏会が開かれた。20組の若いパートナーの入場に次いで市長夫妻と共に矢田区長と神林議長がタキシードの正装で会場に入ると万来の拍手がわいた。
 サザランド市は100周年の記念事業として「サザランド市の顔100人」を発刊。その中に中央区との提携に尽力した前市長のマイケル・タイナン氏、ドン・カーター氏も紹介されている。舞踏会の会場にも列席していて、中央区の一行と握手をして旧交をあたためていた。

人気よんだ凧揚げ

 今回のサザランド市での2つの記念事業には中央区から初めて「日本の凧の会」が参加した。同行したのは会長の茂出木雅章氏(たいめいけん社長)と青森県から馴せ参じた櫻庭義造氏と真理子さんの親子。
 調印式ではオーストラリアと日本の国旗を掲げて、参列していた人たちに感銘を与えていた。風もほどよく吹き、凧も高く舞いあがった。式典が終了したのち市長、区長に議長、議員らが糸を手にして感触を味わっていた。
 翌17日は朝10時から、クロヌラピーチをのぞむ公園で市民参加の凧揚げ大会が開催された。市当局もふくめて、どれくらいの参加か予想できないと言っていたが、家族づれが続々と参加してきて中央区訪問団もびっくり。現地の新聞「サンジョルジュ・サザランド市・リーダー」が100周年の特別記念号を発刊し、この中で日本からの凧揚げをPRしたことが功を奏したのではとのことだった。
 また現地にも凧の会があって14人の会員が参加して手作りの連ダコを掲げたりして張り切っていた。
 会場ではロータリークラブの会員がボランティアでテントを張り、焼き牛やジュースなどサービス、長蛇の列ができていた。参加者に乳母車にのった赤ちゃんや幼児も目についた。予想外の人出とにぎわいに日本凧の会の3人も、とてもうれしそうに動きまわっていた。

15周年の調印文書

 中央区長とサザランド市長は、両都市の住民を代表して1991年以来築き上げてきた姉妹都市の友好関係が文化の相互理解を深め、友情と信頼の絆を強めてきたことをここに誇りをもって確認する。
 私たちは、姉妹都市提携15周年を祝福するとともに、交通の成果である教育・文化・経済等各分野における親善を今後も両市民による友情と信頼のもとに促進し、日豪両国のそれぞれの歴史と文化の理解に努め、もって世界の恒久平和と繁栄に貢献することを決意する。
 ここに中央区長およびサザランド市長は、両都市とその住民を代表して、姉妹都市の変わらぬ友愛を発展させ、地球の未来と次代に担う責任を果たしていくことを誓って調印する。

 
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