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■ 8月7日発行  このページの先頭へ
日野原氏、生活の智恵伝授

 中央区の人口が10万人を達成したことを記念する「日野原重明氏後援会&神崎愛コンサー ト」が、7月26日、銀座ブロッサムホールで開催された。
 聖路加国際病院の理事長で中央区名誉区民でもある日野原氏は「都心での生き方上手」と題し て講演。神崎さんはフルートの調べで世界の旅を楽しませてくれた。さらに中央区民カレッジシ ニアコースの「声を出してみよう」の会員とともに日野原氏の指揮で、「花」「ふるさと」を合唱 して幕を閉じた。
 あと10週間で95歳になる日野原氏は、4日前にアフリカから帰国し、今朝は午前5時半に 寝て6時半に起床、という元気ぶりを紹介して会場は拍手で歓迎。自らの体験にもとづいて次 のような生活の智恵をさずけた。
 「オーケストラの音合わせをするラの音は大変きれい。奥様方は家庭でもラの音で明るく家族 に接してほしい。ドの音は暗くなります」
 「人間は四つ足から進化した。従って、うつぶせに寝ると肩こりしないし悩まない。仰向けに 寝ると悩む。悩んだら歩くとよい」
 「アメリカでは履歴書に年令を書かない。見た目勝負である。60歳ぐらいからが大切。まず 魅力的な友を作ってエネルギーをもらうとよい。次にチャレンジが肝心。変化や苦労は人を強く する。遅すぎることはない」
 「周囲の人に気配りすることも必要。チェコスロバキアで電車に乗ったとき、子供が反射的に 立って席を譲ってくれた。日本では、本を書いて私の顔が知られるまで、席を譲られたことはな かった」
 「印税をどうしているかと聞かれるが、印税は遺伝子の研究に役立てている」
 「生まれ変わるとしたら、舞台監督か指揮者になりたいと思っています」

 
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