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■ 8月7日発行  このページの先頭へ
懐かしい縁台将棋の夕べ
佐藤永世棋聖と共に

 『みゆき通り街づくり委員会』(会長 吉田誠男・(株)伊場仙社長)は7月29日(土)14時より堀留児童公園で、地区の納涼盆踊り大会の特別企画として『縁台将棋の夕べ』を催した。昨年より始めた朝顔運動に続く街づくりの第二段。
 工藤哲夫氏(日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会観光部会長)の司会で始まり、矢田区長より日本独自の将棋が縁台で行われること、佐藤永世棋聖が日本橋蛎殻町に在住している事が紹介され、夏の風物詩として、根づく事を期待するとの挨拶があった。
 その後、浴衣姿の佐藤康光永世棋聖、島朗八段、サラリーマンからプロ棋士に転進した瀬川晶司四段、女子大在学中の板東香菜子女流棋士が紹介され、小学生を相手の『多面指し』が行われた。参加した小学生は、ルールの知らない子供から、飛車、角、金、落ちでプロに勝つ子まで真剣勝負が16面の将棋版の上で繰り広げられた。参加者は40名にのっぼった。縁台の将棋らしく野次馬や岡目八目の待ったなど2時間の間、楽しく時間が過ぎ棋士との記念撮影、サイン入り対戦証、記念の将棋駒、将棋盤をもらって子供達は満足そうだった。
 最後に立石都議が、新しい試みが、人と人との対戦の面白さ、子供達の真剣な顔を見て、来年も盛況の内に発展するようにと激励の挨拶があり、閉会した。

 
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