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■ 8月21日発行  このページの先頭へ
夏のイベント賑わう
能楽金春祭り

 昭和60年に始まり、今年で22回目を数える銀座金春通りの「能楽金春祭り」が、7日の月曜日に開催された。
 銀座の文化行事として知られファンも多い。能楽の開始は能奉行をつとめる矢田区長の「始めませい」の一声で告げられる。金春流の能役者が延命冠者、父尉、鈴之段、弓矢立合を次々と演じ、ビルの谷間に幽玄の世界が響きわたり、終幕時にはすっかり暗くなり鑑賞した人たちに言い知れぬ余韻を残した。
 千年の古儀を誇る奈良金春独特の路上能として知られ、東京都も後援している。


せともの市

 下町の夏の風物詩として知られる「せともの市」が、人形町大通りで7日から3日間にわたり開催された、蛎浜会が年に一回、格安で放出する市で市価より3割から4割も安いとあって、まとめ買いをするファンも多い。折りからの暑さにも関わらず多くの人出でにぎわった。
 せともの市に合わせて、大観音寺の境内ではロクロの体験や土鍋のフタに絵付けをする教室も開かれて夏休みの子ども達に人気を呼んだ。
 一方、人形街商店街は10月に初の企画「人形市」に挑戦する。


銀杏八幡大祭

 鎧橋を渡って人形町に向う入口に位置する「銀杏八幡」は、蛎殻町の北部・南部両町会の氏神で、3年に一度の大祭が4日から6日まで、にぎやかに繰り広げられた。
 両町会の神輿が連合渡御をして、八幡前は担ぎ手ら、人で埋まった。手づくりの縁日も繰り出して評判だった。
 銀杏八幡の由来は境内に大きな銀杏の木があることによるが、江戸時代は大名屋敷内に祀られていたと思われる。明治になって、文豪谷崎潤一郎は銀杏八幡のお神楽が月に一度の楽しみだったと「幼少の時代」で書いている。
 
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