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■ 10月2日発行  このページの先頭へ
地元からの熱意を示す
高速道撤去で協議会発足

 「日本橋川に空を取り戻す会」が名橋日本橋をまたぐ高速道路を地下に移設して、日本橋川の水辺を開放する報告書をまとめて9月15日に小泉総理に提出した。これを受けて日本橋の地元と中央区は「日本橋再生推進協議会」を設置、その発会式が27日日本橋三越の特別会堂で開催された。当日はマスコミも多数列席して、この問題への関心の高さを示していた。
 国土交通省から首相答申の内容が説明されたのち、事務局が協議会の趣旨について、「地元の意思を明らかにして全国に発信し、誇りあるまちづくりを推進していく」と明らかにした。規約の説明に続いて役員の提案があって、これを全会一致で承認。会長には三越相談役の井上和雄氏、副会長には宮入正則氏、細田安兵衛氏、浅野雄悦氏と決まった。井上会長は「目的達成に向けて皆さんの協力により精一杯つとめたい」と挨拶。
 日本橋ルネッサンス100年委員会が作成した日本橋の未来を描いたCGが上映された。最後に顧問の矢田区長が、戦後の高度成長が日本を発展させたと認めつつも「経済成長一辺倒で大事なものを失ってきたといえる」として、自然を愛し、人を大切にする街づくりをこの日本橋で実現すれば、それが全国に波及していくとの見方を明らかにした。
 ひき続き開かれた懇親会で次の発言が相次いだ。
 井上会長 昭和29年から日本橋に勤務しているが、当時の空の見える「日本橋」は忘れられない。
 細田副会長 今、アメリカでは「江戸」が流行だそうでその意味でもチャンス到来だと思っている。
 立石都議 国も区も地元も熱心なのに石原知事だけが冷たいが、それは環状線など優先すべしの自論によるもの。日本橋大好きの石原さんのこと、わかってくれます。
 神林議長 幼い時に「日本橋」に立っている小さな写真が今もあります。日本橋に生れ育った者として実現へ共に頑張りたい。
 中村英夫会長 この程度のことをやり切れない日本の将来は危ない。実現していくには地元の全国への発信と応分の負担を負うだけの結束が決め手になります。
 小林重敬氏(横浜国大)小泉総理は国交省に調査を命じたが、容積移転について言えば調査は半分に至ってないので、この点を早急に明らかにしていく必要があります。
 宮入副会長 私も80を過ぎたが、この会場に来て、三田さんや山本さんの御子息がいるのを見て、これなら安部総理の美しい日本をこの日本橋から実現できると確信しました。

 
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