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■ 7月9日発行  このページの先頭へ
厳しいサービス関連
6月の区内景気動向調査
 中央区は、国の景気動向指数(DI)にならって、区内の景気動向調査を実施している。経済活動の現場で働く区民を景気ウォッチャー(調査協力員)として委嘱し、その報告をもとに景気動向を把握するもので隔月に実施。
 今回(6月)の調査では、現状のDIが前回より下降気味の52.0だった。特にサービス関連では、10か月ぶりに50.0を下回る結果となった。
 先行きのDIは49.0と下降気味で、2年2か月ぶりに50.0を下回った。
 <現状判断DI>家庭動向関連のDIは54.2(前回調査比2.3ポイント低下)となった。企業動向関連のDIは50.0(同4.0ポイント低下)となり、横ばいを示す50.0を維持。特にサービス関連では前回調査より19.6ポイントと大きく低下して42.9となり、10か月ぶりに50.0を下回る結果となった。
 家庭動向関連では「前年と比べると客単価・来客数が上昇している」という回答も見られたが、「現状は一進一退」「売上げ・販売数が伸び悩んでいる」という回答も多く見られた。
 企業動向関連では「新卒求人が伸びている」「輸出が増加している」の反面、「原材料等の上昇を価格に転嫁できない」「返品率が増えている」の回答も。全体として「やや悪くなっている・悪くなっている」という意見が増えた。
 <先行き判断DI>家庭動向関連が前回調査から4.5ポイント低下し53.1に。「徐々にに予約注文が増加している」等の回答がある反面、「ボーナスシーズンとはいえ売上げ増が見込めない」「現状維持が続く」等の回答が多く見られた。
 企業動向関連では前回調査から5.0ポイント低下して45.0となり1年ぶりに横ばいを示す50.0を下回った。製造業のDIは54.2と回復したが、非製造業のDIは9.2ポイント低下し42.1となった。「消費が拡大する」等の意見がある反面「価格競争が厳しい」「原油価格上昇の影響で景気回復は見込めない」等の回答も見られた。全体として、「やや悪くなる・悪くなる」という回答が増えた。
 区は今回の調査について、「現状・先行き判断ともにやや景気の回復に弱さがうかがえるため、今後の動向を注目していきたい」としている。
 
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