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■ 4月7日発行  このページの先頭へ
区議会の予算特別委員会
会派代表の総括質疑
第3ステージ
 神林烈委員(自民党)
 人口回復を目指した中央区は今、第3ステージに立つとして、中央区たる所以(ゆえん)をいかに残すかと、区長の抱負を求めた。区長は「区と議会とで定めた基本構想を第三ステージで、市場やオリンピックなど不確定要素はあるが、しっかり実現し、集大成としたい」と答えた。
 基本計画の財政展望を質したところ財政課長は「都心区ならではの需要は主張していく。10年計画が実効あるものにするよう財政フレームを定めた」と答弁。
 指定管理者やPFIの導入について「民と公のケジメのつけ方、基準をしっかり持って対処を」と針をさし「民の言いなりはいけない」と主張。
 学校づくり検討会で且つて小規模校に民間活力の導入、私立学校の誘致が提案されたと指摘。さらに「ITCはいずれ全校に波及する。次の手はあるのか」と質問。教育副参事は「いろんな考え方と提案あった」と経過を説明、次長は「小規模校のデメリットでも生かしていけるとして採用した。課題が出てくれば検討したい」と答えた。

開発利益の還元
 田畑五十二委員(公明党) 行政改革の主体は住民との立場から、専門家にしかわからない内容でなく「住民にわかりやすく、理解得られる」内容を伝えるように指摘。
 勝どきの地下鉄駅の混雑、車イスで通れない歩道の混雑これらは、「トリトンが出来て始まったこと、いつ事故おきても不思議ではない」として開発利益の還元という切りこみで質問。当初から想定されていたのに抜本的解決につながっていないことは企業責任であり、最終的には行政責任につながってくると言及。吉田副区長は、開発利益70億は区の介在で実現したと説明。また今後の状況でそれとは別に協力金の供出は可能との見方を示した。出入口については勝どき再開発の中で検討し、またオリンピック誘致本部でも駅の改造を検討していることを伝えた。

区の教職員を
 小栗智恵子委員(共産党) 東京湾大華火祭について「高層ビルの出現で見えなくなったの声が増えており、20回を契機に見なおすべきだ」と、主張。
 非常勤職員の待遇に言及し、待遇が不安定で官製ワーキングプアになりかねないと批判。
 指定管理者の問題が、国保の電算システムで実際におきていることから「働いている人の処遇が適切なのか調査すべき」と注文をつけた。
 30人学級が最適であることは現場の声として、杉並区のように区の采配で正規の職員を採用すべきだと質問。指導室長は「区の職員となると定数の改善など学校の問題だけでなくなる。定期異動もできず、区内だけになってしまう」などの問題点を指摘した。

文化の継承を
 渡部博年委員(民主党区民クラブ) 月島西仲通り入口、晴海トリトンや東京タワーズなど開発ビルの問題点をあげたうえで「地域の文化を継承していくというより経済効率でやっている」と批判。コミュニティファンドで地域の文化はどうなるのかと質問。吉田副区長は「開発区域の中に人を残すことが重要で、地域にふさわしい施設はそれを補完するもの。住民の生活改善につながるもので、今後、問題あれば改善する」と答弁。
 臨海部に他区と共にグラウンドを要望してきた事実に言及。企画部長は「オリンピックをめぐってスペースの問題もあるが、引き続き粘りづよく東京都に要望していく」と答えた。
 東京都はオリンピックなど押しつけで、中央区のことは聞きおくだけ、「だから不信感がつのるばかりだ」と、都への反発をつよめた。

開かれた学校
 高橋伸治委員(友愛中央)教育委員会は「学校と家庭と地域は教育の原点」と言うが、「学校は地域の人が学校に来るのは当たり前で、学校のイベントに地域の協力を求めるが、地域のイベントに学校は非協力的だという声がつよい」として改善を求めた。
 中央防災会議が「情報消防団」を提唱していることに言及し、同じ組織では出来ないので国が提案しているのではないかとして区の考えを質問。高橋副区長は「国や都は目標値を示しており、特別区としてどういうことができるか、今後検討したい」と答えた。
 各部課で出す広報がサロン的広報でよいのかと質問。
 企画部長は「個々の事業を周知するパンフを出しているが全体としての調整はしている」と実情を説明。区のお知らせなど広報は「タイムリーな記事が好ましい」と注文をつけた。

ウェーブ町会
 田中耕太郎委員(さきがけ) 隗より始めよ、の精神で本庁舎の防災について転倒、帰宅困難などへの対応を求めた。区は五か年計画が三年目になり、備蓄などについても対応しているなどと説明した。
 区職員の窓口サービスについて「格段すぐれたものが見えるとはいえない。日々やっているだけでは足りない。リサーチして客観的指標を設けるなど、もういちど踏みこんで改善していくべき」と要望した。
 町会について、ウェーブ町会を検討してはどうかと提案「新住民は興味をもつと思う。新旧融和をさけることもあると思う」」と主張。区は、町会は地域の「核」として大切という考え方で管理組合への協力を求めているとし、ウェーブについてアンケート調査を検討と約束した。
 
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