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■ 4月7日発行  このページの先頭へ
5月18日、国立能楽堂で公演
第23回「中央区能に親しむ会」
 第23回目の「中央区能に親しむ会」が5月18日の日曜日、午後1時から千駄ケ谷の国立能楽堂で開演する。演目は、観世流能の求塚(中村裕)、和楽流狂言の「墨ぬり」(三宅右近)、観世流能の「藤戸」(梅若万三郎)で、冒頭に中村健郎、若林泰敏、塩田清の3氏による連吟「竹生島」がかなでられる。
 能演に先立ち、能に親しむ会の立石会長が挨拶し、矢田区長から祝辞、演しものの解説は大東文化大学の三上紀史教授。わかりやすい説明で、本格的な能をたっぷりと楽しめる。
 指定席7,000円、高大学生2,000円、小中学生1,000円、自由席5,000円。問合せ3590-3001、3531-0970。電子チケットぴあ0570-02-9988。

求塚(もとめづか)
 春浅い生田の里を訪れた僧は、若葉を摘む乙女から求塚の由来を聞く。求塚とは2人の男から求婚され思いあまって入水した女と男達の墓所。乙女は自分がその女だと告げて塚のうちに消える。跡を弔う僧の前に痩せ衰えた女の亡霊が現れ、水火の責めに苦しむ地獄の光景を見せると再び塚の内に入っていく。
墨ぬり
 訴訟をおえて帰国する大名が、在京中なじんだ女に別れを告げに行く。悲しげに泣く女だったが実は茶碗の水を目に付けて涙に見せかけていたのだった。気付いた太郎冠者が水を墨と取り替えてしまうが、それを知らない女はさらに茶碗の中身を目に付けて…。
藤戸(ふじと)
 藤戸の新領主となった佐々木盛綱に、一人の女が我が子を返せと訴える。藤戸の合戦の折、手柄をたてるために盛綱は女の息子の漁師を犠牲にしたのだった。女の嘆きにうたれた盛綱が漁師の供養を営むと、波間に漁師の亡霊が現れ、無残に沈められた時の有様を見せるが、供養により成仏できたと告げて消えいく。
 
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