東京中央ネットロゴ NPO(特定非営利活動)法人東京中央ネット 東京中央ネットは中央区のポータルサイトです。
東京中央ビジネスナビ参加企業について
検索する
サイトマップ お問い合わせ
HOME > ニュース > 中央区民新聞
ページタイトル:中央区民新聞
最新から過去のバックナンバーまで、中央区民新聞のすべてがご覧になれます。
中央区の情報探しにご活用下さい。
過去の記事を見る
2007年度版を見る 2004年度版を見る
2006年度版を見る 2003年度版を見る
2005年度版を見る 2002年度版を見る


記事

■ 7月21日発行  このページの先頭へ
8月7日、銀座金春通り
「能楽金春祭り」開催
 銀座8丁目の中央通りより一筋西側の通りを金春(こんぱる)通りとよびここで毎年8月に能が演じられる。今年で24回目、7日(木)午後6時予定。
 金春通り沿いの商店で金春通り会を発足したのち、この土地ゆかりの能金春流家元とのつき合いから奈良の路上能を知り「銀座でやろう」で一致して始まったもの。
 夏の夜がおちようとする時、ビルの谷間に突如として幽玄の世界が登場その雰囲気がたまらないとファンも多い。能奉行は矢田区長がつとめる。
 当時は午後4時より金春通りで座席指定券を1人1枚配布。5時45分までに着席を。

「弓矢立合」とは
 奈良の春日大社の御祭礼の行事として古くから演じられてきたもので、現在も毎年12月、通称「若宮さんのおん祭り」で一の鳥居の近くの参道で古式ゆかしく演じられているが、大社に奉納する神事として金春家がその役割をになっている。また、一緒に行なわれる、「延命冠者 と「父尉」は、5月の興福寺薪能で演じられるもの。
 銀座の演能は、能奉行の「能楽始めませ」で、延命冠者と父尉がそれぞれ面をつけ、まずは白式の装束で狂言方が演じる「延命冠者」で始まる。
 続いて、同じく白式の翁装束に父尉の面をつけた「父尉」が、天下泰平国土安穏を祈る。次に、三番三の「鈴の段」−鈴を振り、五穀豊饒を祈念してしっかりと足拍子で大地を踏む。
 そして最後は、シテ方が演じる三人大臣の「弓矢立合」になり、奉納能の儀式は終る。
 銀座・金春祭りの祭儀は、奈良の2つの行事の演出をつきあわせて構成している。

能楽講座
 8月1日(金)講演 「能の見方、楽しみ方」講師=山井綱雄、金春憲和(金春流能楽師)
 8月4日(月)能楽体験講座(楽 編)深津洋子(金春流能楽師)
 8月5日(火)能楽体験講座(装束編)高橋忍(金春流能楽師)
 8月6日(水)講演 「能の型〜仕舞の実演を交えて」金春安明(金春流宗家)
 伊勢由ビル2階(銀座8-8-19)定員20名で先着順。1時半より受付電話3572-2738(午後2〜3時半)受講料無料。
  開講に地の当日から受付け。会場に能の写真、絵画を展示。<お問合せ>金春円満井会。TEL3331-6714、杉並区南荻窪3-18-10-202、金春円満井会。

 こちらから映像がご覧になれます。>> イベントカレンダー8月
 
このページの先頭へ


copyright2004 Tokyochuo.net All Rights Reserved.
東京中央ネットについて 東京中央ビジネスナビについて このサイトについて プライバシーポリシー