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■　11月24日発行

100周年の明石小学校 伝統の地域に感謝

明治41年に創立した明石小学校が100周年を迎え、開園77周年の明石幼稚園と共に記念式典を15日に開催した。 　式辞で岸本修二校長は歴史と伝統のある地に、「外国の人が見ても恥ずかしくない学校」をめざして創立されたと紹介するとともに、関東大震後に現在の校舎が完成して「名門明石」と言われるようになったと説明。終戦後は進駐軍に校舎が接収される苦難を強いられるも地域の熱心な働きかけで返還される。一時は児童数が減ったが最近は序々に増加していると報告。子どもたちに「歴史ある地域に学べることに感謝して、人生の厳しさに希望と夢をもって生きてほしい」と語りかけ励ました。 　矢田区長は、スリランカやトルコの大統領夫人が相次いで来校した名門ぶりに期待を寄せ、安達教育長は「ひたむきな教育環境」を評価した。今野議長とPTAの牛嶋智春会長が祝辞を述べた。式典に相次いで児童園児の鼓笛が披露された。