築地松竹ビルが竣工
 築地松竹会館として長年にわたり親しまれてきた地に、新たに「築地松竹ビル(ADK松竹スクエア)」が完成し10月28日に落成披露が開催された。
 新ビルは地上23階、地下2階で、高さ96メートルの晴海通りのランドマークとして生れ変わった。オフィス、住宅、店舗図書館、駐車場から成り、3階から18階までのオフィスフロアは広告代理店アサツーデイ・ケイが本社として利用。19〜23階は45戸の付置住宅で高級マンション(家賃40万〜100万円)として素晴らしい眺望と銀座の暮らしを提供してくれる。
 1・2階には有名飲食店やコンビニエンス・ストアが入った。エントランスホールは三階までの吹き抜けで樹木と竹林が安らぎを与え、新ビルを象徴する。多目的イベントスペースも確保。松竹が明治43年、大谷竹次郎により創立して以来の歴史は3階の松竹大谷図書館におさめられ、一般公開される。住所=築地1-13-1。