（社）日本橋法人会は、社団法人設立30周年記念式典ならびに祝賀会を5月29日、ロイヤルパークホテルで盛大に挙行した。午後3時20分から「開府400年と江戸のこころ」と題し、江戸東京博物館館長・竹内　誠氏による有意義な記念講演会に耳を傾けた。
　記念式典は同日午後4時半から同ホテル3階のロイヤルホールで、村田長兵衛総務委員長の総合司会で開始。成川孝行副会長の開会のことばに次いで、物故者に1分間の黙とうを捧げた。
　西川　惠会長は「終戦直後の混乱期から漸く復興の途についた昭和25年3月に創立し、昭和49年5月23日、念願の社団化を達成しました」と、経緯をふり返るとともに「爾来、着実な運営で30年を迎え、皆様の絶大なお力添えに深く感謝を申上げます」とお礼を述べ、さらに「税務協力団体として、また公益法人としての責務を果たし、納税思想の普及高揚はもとより、30周年を機により一層会員企業のための活動を推進、さらに会員増強と“魅力ある法人会”づくりをめざします」と意欲の式辞に拍手がおくられた。
　引続き、本部、支部の功労者＝別項＝に感謝状、記念品の贈呈が行われ、弘部輝一氏と、石丸孝雄氏が代表して受賞した。有賀日本橋税務署長、矢田区長、小栗中税所長が来賓祝辞、国分勘兵衛副会長の閉会挨拶で終了した。
　祝賀パーティーは、富田蓮右衛門総務委員が司会をリレー、細田安兵衛副会長が“日本橋”の活性化に触れて開宴のことば。宮入正則顧問の発声で高々と祝盃を挙げた。30年を祝って歓談に花が咲き、ご存知、平林智司相談役の浪曲も会場を湧かせ、盛況のうちに、小林米治郎副会長の三本じめでお開きとなった。

　《本部功労受彰者》 （順不同・敬称略） 成川　隆行　吉田　　ジ　村木　廣三　廣田　勝國　宮城　眞一　近藤　昌義　樋口　光勇　山本嘉兵衛　福原　常吉　小堀　章三　高橋荘次郎　山本　貞治　中里　洋一　松村　守夫　山岸　　博　北原　　豊　曽田　立夫　橋本　泰蔵　宮崎　國勝　杉本　和彦　鈴木　敏之　松岡　　肇　弘部　輝一　三田　芳裕　大辻　　宏　富田蓮右衛門　宮入　正英　武藤　　肇　伊藤　莞爾　亀田誠太郎　山本徳治郎　中村　作二　三上　　晃　奥井　新一　酒井　英彦　長坂　英一　柏原　和弘　稲垣　育造　市川　秀明

　《支部功労受彰者》（順不同・敬称略）清水　甲治　菅原　雅雄　富山　敏男　石丸　孝雄　志平良三郎　須釜　孝之　酒井　良治　吉沢　初司　守屋　　節　鈴木　利雄　青山　貞夫　岩戸　正一　山本　良平　吉田　和雄　田中　清一　中西　健二　石井　重喜　小野　敏晴　中村　邦男　平松　信義　廣田喜玖雄　荒木　俊行　在原喜久雄　森脇　　清　杉山　　明　石田　英朗　秋山嘉一郎　今井　末男　村上　達夫　石渡　　茂　浦野　孝一　中野　晴子　堀井　定雄　渡辺　利光　苅谷　輝雄　山本　　勇　山田　義孝　内田　泰則　富成　淳一　石山　俊彦　島田　和夫　今城　英男　池田美恵子　佐谷　徳義　茂出木雅章　本田　明子　吉田　博昭　原　　安三