東京中央ネットロゴ NPO(特定非営利活動)法人東京中央ネット 東京中央ネットは中央区のポータルサイトです。
東京中央ビジネスナビ参加企業について
検索する
サイトマップ お問い合わせ

日本橋OLインタビュー

HOME > 日本橋OLインタビュー > 大日本インキ化学工業株式会社 酒井孝子さん
日本橋美人新聞No.11春夏号(2008年)掲載
美人は日本橋で創られる

大日本インキ化学工業株式会社 酒井孝子さん(2008年4月1日よりDIC株式会社に社名変更)

 
インタビューアー:山田 晃子
日本橋美人提唱者
日本橋OLクラブ部会長
ヤマダクリエイティブ代表取締役

日本橋からアートを

山田 今日は、大日本インキ化学工業株式会社にお勤めの酒井孝子さんをお招きし、日本橋と日本橋美人についてお話を伺います。
酒井 私は現在、日本橋本社で広報・IR部に所属しています。仕事は社内広報を担当していて、ブランディングや組織風土の活性化を目的に、グループ情報誌やWebニュースなどといった社内メディアの企画制作を中心に行っています。日本橋活性化のために当地で働く女性で組織している「日本橋OLクラブ」には、弊社の4代目としてお手伝いしています。私は、企業が地域社会に対し”よき隣人“として積極的に関わるのは、非常に大切なことだと思っています。通常はあまり接する機会のない、日本橋のさまざまな企業の方々と交流を深められる日本橋OLクラブの活動に、とても大きな意義を感じています。
山田 御社の1階にある「DICカラースクエア」をお借りして、江戸開府400年を記念し「日本橋大江戸アート展」を開催いたしましたね。
酒井 はい。2002年にオープンした「DICカラースクエア」は、今年、リニューアルオープンします。以前は色彩関連情報の展示スペースとして一般の方々に場所をお貸ししてきましたが、今後はDICの”色“を中心とした「コンセプト型ライブラリー&コミュニケーションスペース」として運営していきます。DICブランドやカラービジネスのプレゼンスを高める場として、最新の色彩情報やツールの提供、年数回のカラーセミナーや展示・イベントなどを行っていく予定ですのでご期待ください。また、地域貢献の一環として10月24日〜11月9日に「2008日本橋美人博覧会」も開催の予定です。その折にもぜひお立ち寄りいただきたいですね。
山田 御社は今年(2008年)2月に100周年を迎えられたそうですね。
酒井 当社の創業は1908年で、1949年に当時の日本橋通りに社屋を竣工して以来、この地に本社を構えています。100周年を節目に、4月1日から社名を「DIC株式会社」に変更いたします。
色に係わるお仕事をされた方なら「DICカラーガイド」という色見本帳をご存知だと思います。ただ、『色見本帳を作っている会社なんですか?』と聞かれることがよくあるのですが、当社は印刷インキとその原料となる有機顔料と合成樹脂から、液晶材料などの次世代事業までを幅広く手がけるファインケミカルメーカーです。経営ビジョン「Color & Comfort by Chemistry」のとおり、当社は化学の力で彩りと快適を世の中に提案することを目指しています。

日本橋の魅力

山田 ご入社以来、日本橋にお勤めでいらっしゃる酒井さんのお気に入りのスポットはどんなところでしょう。
酒井 日本橋は伝統あるグルメを堪能できるのが魅力だと思います。入社以来ファンなのが「紅花別館」のココットカレーです。汗が噴き出るほどの激辛なところが大好きです(笑)。DICビルの18階にあるレストラン「サリュコパン」のランチバイキングにもよく行きます。眺望も抜群で、特に夜景がとてもきれいなんです。食事をヘルシーに軽く済ませたい時には、千疋屋の「カフェ・ディ・フェスタ」で「SOYシェイク(550円)」を利用します。季節に合わせてフルーツが替わりますが、どれも満腹感があり、美肌効果も期待できるのでおすすめです。また、人形町の情緒ある街並みは、いつか住んでみたいな…と思っているほど気に入っています。
山田 働く女性にとって身体と心の健康は大切ですので、特に気をつけていらっしゃることはありますか。
酒井 この1年間、意識的に取り組んでいるのが運動です。当社の関係会社であるスポーツクラブ「ルネサンス」の会員となっていて、仕事が忙しくても週に2回は筋トレやランニングなどに励んでいます。身体を動かして汗をたくさんかくと、ストレス発散にもなりますね。時にはエステやマッサージで贅沢な気分を味わいリフレッシュする時間も大切にしています。また、不規則になりがちな食生活をケアするために、ディックライフテック(株)の健康補助食品「DICスピルリナ」を愛飲しています。

「日本橋美人―Japan Beauty from Edo-Tokyo」とは?

山田 「日本橋美人新聞・増刊号」では、日本橋が江戸時代から受け継いでいる固有の文化が「日本橋美人」の根底にあるというコンセプトで特集しています。DICカラーガイド「日本の伝統色」の中から、日本橋美人ブランドにふさわしい5つのカラーを選定させていただきました。粋/紺青色、優/鬱金色、知/若草色、創/菫色、そして日本橋美人/紅色というふうに、それぞれの色彩が、江戸の凛とした美意識を象徴しています。
酒井 色というのは、人それぞれの感性によって捉え方が異なるものですが、山田さんが選りすぐってくださった日本橋美人ブランドの色彩イメージには、私も大変共感しています。
山田 酒井さんにとって、「日本橋美人」とは、どんな女性でしょう。また、色に例えるとしたら何色だと思いますか?
酒井 「日本橋美人」とは、深い教養や品性が、「生きざま」を通してにじみ出ているような女性だと思います。また、存在そのものに華があって、見栄を張ったり、人に媚びたりしない潔さや芯の強さを持った女性――まさに江戸でいうところの「粋」に通じるような女性ですね。色に例えるなら、「日本橋美人」のイメージカラーでもある「紅色」だと思います。可愛らしいだけではない、洗練された色気や存在感を感じさせる紅色は、私自身もとても好きな色のひとつです。
山田 「日本橋美人」も「Japan Beauty from Edo-Tokyo」と訳して、江戸の文化を伝承すべく、さまざまな活動を展開し、日本橋特有の文化や伝統を国内外に広く発信しています。
 バランス感覚に優れ、感性の高い粋(クール)な「日本橋美人」を目指し、心身ともにいきいきと輝いていたいですね。

撮影協力:ロイヤルパークホテル
衣裳協力:日本橋三越本店本館4階 TOREXショップ

ファッションポイント
(右)ナチュラルに着こなしたいブラウスとスカートのセットアップ。特殊な製品染めを施した、ナチュラルなパッカリングとタック使いが特徴。ロングネックレスをアクセントにゆったりと着こなしてください。
(左)ラグジュアリーでスポーティーなショートブルゾンと、ストレートスカートをすっきりとエレガントにコーディネイト。ブルゾンは、パンチング加工を入れたリアルレザーとの組み合わせ。ストレートスカートでシャープな着こなしです。
copyright2004 Tokyochuo.net All Rights Reserved.
東京中央ネットについて 東京中央ビジネスナビについて このサイトについて プライバシーポリシー