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日本橋OLインタビュー

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日本橋美人新聞No.18冬春号(2010年)掲載
美人は日本橋で創られる

株式会社鉄道会館 田中聡美さん

 
インタビューアー:山田 晃子
日本橋美人推進協議会プロデューサー
日本橋OLクラブ部会長
ヤマダクリエイティブ代表取締役

日本橋とTokyo Station City

山田 今日は株式会社鉄道会館にお勤めの田中聡美さんをお招きし、日本橋と日本橋美人についてお話を伺います。
田中 弊社は東京駅の商業施設の開発や管理運営を行っています。私は営業本部 企画グループに所属し、出店者様との契約や売上資料の作成などをしています。日本橋活性化のために当地で働く女性で組織している「日本橋OLクラブ」には、弊社の七代目として今年からお手伝いしている新前のメンバーです。毎月の会合では、日本橋の企業の方と情報交換ができ、楽しい時間を過ごさせていただいています。また女性として魅力的な方ばかりなので、とても勉強になります。
山田 東京駅の再開発について、お聞かせいただけますか。
田中 現在東京駅周辺は「東京駅が街になる。」というキャッチフレーズで再開発が進行中で、一連の再開発地区は「Tokyo Station City(東京ステーションシティ)」と呼ばれています。
 弊社の関係では、東京駅改札内地下1階のエキナカ商業施設「GranSta(グランスタ)」と、八重洲口の超高層ツインタワービル「GranTokyo South Tower(グラントウキョウサウスタワー)」の地下の商業施設「GranAge(グランアージュ)」が2007年にオープンしました。また、大丸東京店が「GranTokyo North Tower」に移転しリニューアルオープンしましたが、こちらの賃貸業務も弊社が行っております。
 「東京駅に行けば何かがある」「至高のサービスが受けられる」とお客さまに思っていただけるように、Tokyo Station Cityの発展とともに地域に根ざした付加価値の向上を目指しています。
山田 東京駅周辺の商業エリアをご紹介ください。
田中 「キッチンストリート」は清潔感溢れるカジュアルな雰囲気で、有名シェフや銘店の上質な味が堪能できる食空間です。「黒塀横丁」は路面店のしっとりとした雰囲気で駅の中とは思えない風情があります。また「北町ほろよい通り」はアットホームでリーズナブルなサラリーマン憩いの場です。それぞれの個性がありますので、その日の気分でエリアをお選びいただければ楽しいと思います。
 「GranSta」では、ここでしか手に入らない東京駅限定商品を取り扱っているお店も数多くあります。散策しながら見つけていただくのも、大変に面白いと言えます。

日本橋・八重洲界隈の魅力

山田 お仕事柄、八重洲・日本橋界隈に詳しい田中さんにとって、お気に入りのスポットはどんなところでしょう。
田中 東京駅八重洲北口から日本橋茅場町まで延びる「さくら通り」では、桜の開花に合わせてライトアップが行われます。中央区内の桜の名所の中で、最も多い169本の桜が夜空に映えるというとても美しいスポットです。日本橋美人商品では、榮太樓總本鋪の「日本橋美人飴 さくら」と千疋屋総本店の「日本橋美人SOYシェイク」がお気に入りです。いただきながら「きれいになれる」という実感が嬉しいですね。
山田 働く女性にとって心と身体の健康は大切ですが、特に気をつけていらっしゃることはありますか。
田中 定期的に、ランニングを一時間ほど行っています。食事制限は、反対にストレスが溜まるので基本的にしません。ストレスの解消法は、ヒューマンタッチな映画を見て思いっきり涙することです(笑)。

「日本橋美人」と「日本橋美人博覧会」

山田 2009年10月23日〜11月10日に行われた「江戸で彩る日本橋(─Japan Beauty from Edo-Tokyo─)第2回日本橋美人博覧会」は、老舗、名店、企業、ホテルなどが街ぐるみで協力して開催し、江戸時代からの日本橋地域に受け継がれてきた固有の文化が、日本橋美人の中に息づいていることを、江戸をテーマに彩り演出しました。国内外から25万5千人もの方が、日本橋を訪れてくださいました。御社のキッチンストリートのイベントスペースでは、知ゾーンの会場として参加されましたがいかがでしたか。
田中 先人からの叡知をコンセプトに「秋山庄太郎『和花』写真展」の会場になりました。秋山先生の作品はどれも素晴らしく、ご来場されたお客様に大変喜んでいただくことができました。博覧会を目的にお越しになったお客様も多く、通常とは異なった賑わいが感じられました。また、会期に合わせご用意した黒塀横丁内のおさかな処「築地奈可嶋」の限定「日本橋美人健康膳」は、毎日が完売という反響でした。開催初日に浮世絵版スタンプラリーを完成されるお客様がいらっしゃるなど、第2回日本橋博覧会を楽しみにされたリピーターの方も多かったという印象です。
 東京駅は日本橋や丸の内などの地域を結ぶ場所ですので、博覧会を通してこのように地域と密着した活動ができることは有意義だと感じました。今回の成果を嬉しく思うと共に、今後もお手伝いしていきたいと思います。
山田 ところで田中さんにとって「日本橋美人」とはどのような女性でしょう。
田中 周りの様々な情報を受け入れる「余裕」のある女性ではないでしょうか。伝統の技を「美しい」と思えたり、周りに気を配れるような心には「余裕」があるからです。その様な状態
を保ち続けられる女性は、本当に素晴らしいと思います。真の「日本橋美人」になれるよう日々努力をしていきたいと思います。
山田 ゆとりを持って日々を過ごせば、今まで気が付かなかったものをおのずと見聞きでき、感じる心が生まれます。そのような ″心も身体も美しい″「日本橋美人」を目指して、素敵な女性として輝いていたいですね。

撮影協力:ロイヤルパークホテル
衣裳協力:東京山喜・花影きもの塾
着付協力:花影きもの塾
撮  影:吉川信之
たんすや(東京山喜) www.tansuya.jp
花影きもの塾 www.hanakagejyuku.jp

ファッションポイント
(左)鴇色の地に芍薬を描いた女性らしい訪問着に、白金地に花扇文様の西陣の袋帯で色調を整えた華やかなコーディネート。
(右)藤鼠の地にお正月らしい宝尽くし模様を施した手描友禅の訪問着に、西陣の金地の袋帯を合わせた伝統と格式を感じさせる装いです。
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