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HOME > 特集 > 中央区のお店 -東京中央ネットお奨めのお店編-
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 営団地下鉄京橋7番出口を上がると中央通り。明治屋を左手に見て日本橋方面に向かって進み、メルシャンを過ぎJTBの手前を左に曲がり、東京駅方向に行くと、右手に60年以上の歴史を持つ「いろは鮨」があります。ランチから夜のおまかせコースまで、毎日築地で仕入れた生きのいいネタを使用。素材と味にこだわるお料理の数々は、界隈のビジネスマンやOL、地元の人に愛されています。二代目社長の高野旺さんにお話を伺いました。
いろは鮨
住所 〒104-0031
東京都中央区京橋1-4-9
電話 03-3281-0064

営業時間
11:30〜13:30、17:00〜22:00
ラストオーダー 21:30
休日 土・日曜・祝日
代表取締役
高野旺
1、代表的なメニュー
-お薦めのメニュー-
 おまかせコース(6000円〜) 料理内容:つき出し、お刺身、煮物、季節料理、おすし、お吸い物、果物、漬物など全部で8〜10品。
ほかにも、予算に応じてお料理、おすしを作らせていただきますので、気軽にご相談ください
 ランチ、にぎり(900円)、ちらし(900円)、近海生本マグロ鉄火丼(1000円)

-お薦めのドリンク-
 ビール(大びん。700円) 、ウイスキー(ボトル:5000円、シングル:400円)、焼酎(500円〜)、日本酒(500円〜800円)、ワイン(ボトル:2000円、グラス:400円)

2、はじめにお店の歴史を教えてください
 昭和13年創業です。初代が人形町にあった「いろは鮨」で修行し、京橋にお店を開きました。人形町のいろは鮨は老舗で、創業者は「すし博士」と呼ばれるほど有名な職人だったそうです。私自身は、高校生くらいの頃から、早く跡を継ぎ、すし職人になりたいと思っていました。現在は息子(三代目)と板場に立っています。
 先代から受け継いだ味はもちろんのこと、一度お見えになったお客様の好みは早く覚え、必ず頭に入れておくよう心がけております。たとえば昔お見えになっていた方が、20年ぶりにいらしてもお好みのお料理がお出しできる。それが一番大切だと仕事に取り組んでいるうちに、自然と身に付くようになりました。
 

3、この店ならではのネタや味についてお聞かせてください
 やはりマグロでしょうか。私どもでは、近海の生もののみで、冷凍ものは一切使っていません。
お客様の間では「たこも美味しい」とお褒めをいただいております。生のたこを約1時間かけて塩もみし、約40分〜1時間ゆでてお出しすることにより、非常に柔らかくなり、風味もよくなります。原釜(東北)産の大き目の穴子を長時間かけてじっくり煮る。ここで使った汁をさらに煮詰めて、お醤油、砂糖を足してタレを作ります。こちらも柔らかくふっくらとした味わいで、ご好評いただいております。ほかにも、海苔は風味が良く、おすしに最適な木更津沖のものを使うほか、ネタや素材は、長年の経験から厳選したものを使っています。
 扱うネタは、築地で毎日仕入れています。マグロは大体1軒に絞りますが、貝類や白身といった、マグロ以外のネタは、小物屋さんを何軒も回ります。小物屋さんというのは、おすし屋さんで扱うものを一通りそろえているお店のことですが、「あそこは白身がいい」とか「ここの貝はいいものが揃っている」とか、お店によって特徴があります。朝6時45分に市場に入り、6軒くらい回って2時間近くはかかります。市場は広いから大変ですが、一番の楽しみでもあります。

4、ランチタイムについてお聞かせください
 ランチは11時半からの営業になります。メニューは「ちらし」「にぎり」「近海生本マグロ鉄火丼」の3種類で、すべて蜆汁付きです。「ちらし」のネタは、マグロ2カン、白身、イカ、かんぴょう、たまご、かまぼこ、光ものです。「にぎり」はまぐろ2カン、白身、イカ、エビ、たまご、トリ貝となっています。夜のお食事と同じ、近海の生マグロがふんだんに盛ってある「近海生本マグロ鉄火丼」を含め、ランチはお得な料金になっていますので、ぜひ一度ご賞味いただきたいと思います。
5、お土産用の「折り」はございますか
 お土産の場合は、にぎりで1人前1500円からお受けしています。出前(配達地域は中央区のみ)もやらせていただいておりますが、こちらはにぎり(1500円〜)に加えて、ご希望があれば、刺身盛りなども作らせていただきます。ただし生ものですので、お土産、出前共に7〜9月はご遠慮いただいております。
6、若い女性向きのコースはございますか
 特に女性向きコースというのはございませんが、おすしは生のお魚が主ですから、もともとからヘルシーなお食事と言えます。私どもでは、飛び込みのお客様でも、前もってご予算をいっていただければ、それに応じたお料理やおすしをお作りいたします。たとえば「予算は3000円で」とか「おすしのご飯を少なめに」といったご希望にも柔軟に対応させていただきますので若い女性にも、気兼ねなく来ていたきたいと思っております。
7、お薦めお酒はございますか
 私自身、お酒が好きということもありまして、吟味した日本酒を用意させていただいております。おすすめは日本酒。やはり「〆張鶴」や「八海山」といった新潟のお酒ですね。水に近いというか、くせのない、サラっとした口当たりが、おすしにはとても良く合うと思います。ほかにはビール、ウイスキーなど、基本的なお酒をお出ししていますが、最近、女性の方の間でワインが人気ということもありまして、ボトルとグラスで提供させていただいております。
8 、お店についてお聞かせください
 1階が入り口と店舗で、2階と3階にお座敷をご用意させていただいております。1階は4人掛けのテーブルが2卓にカウンター4席。2階のお座敷は8〜10名、3階は最大20名様までご利用いただけます。2、3階はどちらも個室ですので、ゆったりとお食事を楽しんでいただけるかと思います。ご宴会はもちろん、ご家族や親しい方とのご会食などに、ぜひお使いください。なお、ご宴会は予約をいただきますが、予約がなくても、お座敷が空いていれば当日でもご利用いただけます。
「京橋は、日本橋と銀座の間にあって、独特の落ち着いた雰囲気がある街ですね。古くからのお店も多く、価格以上に価値のあるものをお出しするお店が多いと思います」と高野さん。京橋で生まれ育ったことを誇りに思い、この街でこだわりの味を守り続けるご主人のにぎるおすしを、心ゆくまで堪能してはいかがでしょうか

2002年3月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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