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プロフィール
昭和33 (1958) 年9月11日生まれ。祖父の代から続く清水薬局の店頭に立つ傍ら、京橋薬剤師会、京橋薬業協同組合、銀座すずらん通り商店会の役員としてのお仕事もこなしていらっしゃいます。2001年6月7日には京橋法人会青年部会長に就任。奥様と息子さんの3人家族。銀座5丁目にある清水さんの薬局は、至る所に某製薬メーカーのマスコット・象のサトちゃんが飾られ「銀座のサトちゃんストアー」として親しまれています。
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銀座は文明開化を象徴する由緒正しき町でありながら、その時々の文化と巧みに融合し、常に時代の先端を感じさせる不思議なエネルギーに溢れています。現在、日本では社会全体が構造改革を課題とし、税に関する知識の向上を目的に全国で活動している法人会にも大きな転換期が訪れていますが、そのあり方を銀座から問い直していこうと試みる、京橋法人会青年部会長の清水誠治さんにお話をうかがいしました。
 
中央区との関わりはどのようなものでしょうか?
祖父の代から銀座で薬屋を営んでおり、私自身も聖路加国際病院で産まれています。現在は中央区商店街連合会加盟の銀座すずらん通り商店会役員として、商店街の発展に力を入れております。また、学校薬剤師として京橋築地小学校の皆さんの健康を守るお手伝いもしていますので、もう中央区にどっぷりつかっていると言う感じです。私はタウンウォッチングが趣味で町の移り変わりを見るのが好きですが、特に銀座という町はいつの時代でも品の良さを漂わせながら、新しく来た人々の文化を吸収し、やがては馴染ませてしまうところが面白いと思っています。
 
京橋法人会青年部会との関わりについてお聞かせください

法人会は税に関する知識の向上を目的とした会で、その中で年齢が50才以下の若手経営者と幹部を対象にしたのが青年部会です。京橋法人会自体には親の代から入っていましたが、10年以上前に、町会の事務局長から直接、青年部会の立ち上げのお話を戴き、幹事をお引き受けしました。その様な流れの中で今年部会長になり、6月の総会、9月の講演会、10月の法人会全国青年の集い、その他にも他地区青年部会との交流会やパソコン講習会の開催などたくさんの事業があり、仕事が忙しい時にも会合があれば時間を調整しなければならず大変です。ただ、お引き受けした以上は、私なりに精一杯やってみようという意気込みは持っています。

 
今後の京橋法人会青年部会の活動目標は
法人会の会員を増やすことが大きな目標です。昔の法人会は税務署の方と気軽に懇親が図れ、会員にもそれなりのメリットがありましたが 、現在では国家公務員倫理法によってそれもままならなくなってしまいました。残念なことに、現状の社会情勢により法人会、青年部会の会員は減少し続けています。私は活性化し会員増強を計るには、税に関するテーマのみならず、著名人の講演会をより多く開き、会員同士の懇親の機会を多くする等、親近感のある存在になるべきだと考えています。税の話をきっかけに異業種の経営者同志が集い幼友達と語らうかのように趣味から仕事のことまで胸を開いて交流を図ることができれれば、魅力ある法人会組織に生まれ変わるのではないかと思います。
 
中央区の次世代を担う若者として、伝えていきたいことは?
中央区は、世界的にも高い評価を得ている銀座を擁している地域であり、国際都市東京の中心地でもあります。その中央区で生活や仕事をしていることを誇りにし、国際人としての自覚をより強く持って戴きたいと思います。それはなにも外国語で会話するということではなく、日本人として胸を開いて外国から来ている人々に堂々と接してもらいたいですね。日本に興味を持ち、学ぼうとしている外国人達は、その場にいた日本人をダイレクトに日本人像として捉えていきます。そこで、日本の良さを伝えることができなければ、少なくとも中央区で生活や仕事をしている価値はないと私は考えます。
 
好きな言葉は「蟹は甲良に似せて穴を掘る」(自分につりあった行動をするの意)と語る、清水さん。一瞬謙虚に聞こえるその言葉にも、実は強烈な自負が隠されていました。現在、清水薬局では、オリジナル化粧品『潤零水』が、銀座ならではの隠れた逸品として女性のお客様に大好評。この独創力で、堂々と法人会の会員獲得を成し遂げていかれることと思います。

2001年8月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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