東京中央ネットロゴ NPO(特定非営利活動)法人東京中央ネット 東京中央ネットは中央区のポータルサイトです。
東京中央ビジネスナビ参加企業について
検索する
サイトマップ お問い合わせ
HOME > ニュース > 中央区民新聞
ページタイトル:中央区民新聞
最新から過去のバックナンバーまで、中央区民新聞のすべてがご覧になれます。
中央区の情報探しにご活用下さい。
過去の記事を見る
2005年度版を見る 2003年度版を見る
2004年度版を見る 2002年度版を見る


記事

■ 9月13日発行  このページの先頭へ
先行き横ばいを維持
8月の中央区の景気動向
 中央区は2月から景気に関連の深い動きを観察できる人々の協力を得て、地域の景気動向を迅速かつ的確に把握する調査を実施している。調査するウォッチャーは家計動向関連26人および企業動向関連24人の50人。8月の結果がこのほど明らかにされた。
 それによると、景気の現状先行きのDI(景気動向指数)は、前回6月の調査に比べやや低下したものの、現状、先行きDI共に横ばいを示す50.0以上の水準は維持している。区のまとめた調査結果の概要は次のとおり。
 中央区内における8月の現状判断DIは合計で50.0と前回調査より5.0ポイント低下したものの、横ばいを示す50.0を維持している。先行き判断DIにおいては、前回調査から4.5ポイント低下し58.5となっている。前年同月比では、現状判断DIが1.0ポイント低下しているものの、先行き判断DIは7.0ポイント上昇。
 現状判断DIを分野別に見ると、家計動向関連のDIは50.0(前回調査比3.8ポイント低下)、同じく企業動向関連のDIも50.0(同6.3ポイント低下)と、いずれも前回調査よりも低下し、横ばいを示している。3か月前と比べ「やや良くなっている」と回答する人の割合が減少している。低下の要因としては、家計動向関連で「猛暑の影響で例年より来客数が減少した」という回答が複数あった。また企業動向関連では「現状は変わらない」という回答が増えたとともに、繊維関係の卸売業ではまだ厳しい判断が続いている。
 前回調査で60・0を上回る上昇を見せた先き判断DIは今回調査ではやや低下したものの、引き続き高い数値となっている。3か月後は「良くなる」「やや良くなる」あるいは「変わらない」と回答する人の割合は引き続き9割を占めている。
 分野別に見ると、家計動向関連のDIは61.5(前回調査比2.0ポイント低下)と依然として高ポイントを維持している。9月には敬老買物券の配布が始まり、10月には観光商業まつり、各種行事などが開催されるところから、小売・飲食関連の来客数の増加に今後一層期待できるといえる。企業動向関連のDIは55.2(同7.3ポイント低下)とこちらも50.0を上回っている。前回調査同様、原価価格の上昇を懸念する声もあったが、先行きについては「変わらない」とする回答が多かった。
 今回の調査では、DIは低下したが、現状判断DIよりも先行き判断DIの数値が高いことから継続して景気の先行きに明るい点が見出せる。
このページの先頭へ


copyright2004 Tokyochuo.net All Rights Reserved.
東京中央ネットについて 東京中央ビジネスナビについて このサイトについて プライバシーポリシー