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■ 3月9日発行  このページの先頭へ
「中央区の森」の間伐材を活用
歩道舗装など道路実験開始
 2月17日より東日本橋2丁目の清杉通りと東日本橋交差点で、檜原村にある中央区の森の間伐材を利用した歩道舗装などの道路活用実験が開始。
 日本橋みゆき通り道路実験協議会が、国土交通省と中央区の協力を得て行ったもの。すでに歩行主体の実験として、昨年は、たまり空間や通り名で路案内の実験を行って好評だった。通り名については中央区に申請の準備を進めている。
 本年度は、魅力ある歩行空間の実現に向け、歩道の舗装材、または整備部材(ペンキ、プランター等)に間伐材を活用し来訪者に歩きやすい、楽しい、散策したいとおもってもらえるような歩行空間創出の実験を実施することとなった。
 実験は歩道に幅2メートル×長さ8メートルづつ、計24メートルに間伐材を活用したウッドチップをコンクリートや樹脂と混合したもの2種類と、ウッドブロックの計3種類の舗装を行い、歩き心地・感触や耐久性、ヒートアイランド現象の緩和効果などを検証していく予定。
 実験に先立ち17日11時からオープニングセレモニーを開催。同会部長の吉田誠男氏の司会で、浅野雄悦代表が開会挨拶で「実際に歩いて木の感触を味わい、実験だけでなく、実際の舗装にこの結果を利用してほしい」と期待感を述べた。来賓の矢田区長は「この実験の中でいい結果のものを実際の舗装に活かしたい」と挨拶。深谷代議士、立石都議、檜原村の坂本村長、NPO里山再生熟の山嵜理事長も挨拶し、今回の実験が中央区の環境対策やにぎわいと檜原村の森林育成にとって非常に意義のあること、などと述べた。
 その後、テープカットを行い、間伐材利用の歩道を歩き、その感触を確かめ、看板やベンチ・プラナターなど見学した。
 中央区では、平成18年10月から、温暖化の原因となるCO2の吸収源となる森林を荒廃から守り育てるため、檜原村数馬地区の森林33.5ヘクタールを、「中央区の森」として、地元のNPO法人「里山再生塾」が実施する間伐枝打ち、下草刈りなど森林の保全活動を支援している。間伐材を廃棄せずに木製品として活用することで、樹木が吸収・固定したCO2の放出を防ぐことができ、地球温暖化にも役立つことが可能になるという。
 本実験では、舗装材の歩きやすさや耐久性に加えて、ヒートアイランド現象の緩和効果なども検証していく予定。
 
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