東京湾大華火祭 尺五玉の大輪にどよめき
会場参加者は65万人

 第15回目の東京湾大華火祭は10日の土曜日に開催された。今年はほどよく風のある晴天に恵まれ、多くの人たちが「今まで最高」と断言するほどの絶好の華火祭となり好評だった。
 とくに地上380メートルに直径400メートルの大輪の華を咲かせる尺5玉は、昨年とちがって煙にくすぶることもなく、腹にひびく音とともに開いたあとシャワーのような光の糸が多くの人の心をとらえた。またプログラムの始まりとフィナーレには地響きとともに地上から花火がふきあがって、これも人気をよんだ。
 今年の参加者は65万人で昨年より8万人も多い。晴海会場に9万5千人で、昨年より5千人増。港地区には17万5千人、台場江東地区には8万人でいずれも昨年より2万人多かった。今回初めた日の出会場について、個人協賛1口3千円の申し込みをコンビニで受け付けた。7月15日に始めて8月3日に終了したところ、当日は1,850人が参加して実質収益は260万円。来年は「いす席」にして1口4千円を検討の予定。