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今年は江戸開府400年であるとともに名橋日本橋が架けられて400年になる。名橋日本橋保存会はかねてから400年記念のイベントを検討してきたが、中央通りでにぎやかなパレードを30日の日曜日に実施することになった。徳川家康は小田原城攻略後に江戸を拝領され、広大な湿地帯を埋め立て堀と川の町を造成した。日本橋川は家康が新たに作りあげた川で、その中央に日本橋を架け、日本の道路の起点とした。まちづくりとしても注目される橋だ。関西から多くの商人を呼び寄せ、江戸の町は賑わいの中心になっていき、日本橋は日本の商業文化を支える拠点となる。そして明治になって石造りに変わるが、その雄大にして芸術的な橋は世界に誇る作品として注目された。こうした経過をたどり今日に至る名橋への思いは昔も今も変わらず、創架四百年イベントも地元あげての大行事になりそうだ。里帰りする山車など話題も多く注目を集めている。 |
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