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13日に投票の行われた東京都知事選は、大方の予想どおり石原慎太郎氏の圧勝に終った。45%を切る投票率にもかかわらず石原氏は308万票を獲得し、都知事選としては史上最高の70.21%という結果だった。
中央区の投票率は49%で東京区部では文京、千代田に次いで三番目。地域別では、月島49.9%、京橋が48.42%、日本橋が47.97%だった。投票所では晴海区民館が55.48%でトップ、次いで京華スクエア53.92%、月島幼稚園52.65%、中央小52.20%、日本橋51.06%で、佃島小、月島出張所、京橋プラザも50%をこえた。新住民や政党の動きが投票率に反映されているようだ。
石原氏圧勝のもとになっているのは都民の安全・安心のためになる施策と国との対決をいとわずに遂行し抜いていく強さと責任が都民の心をとらえたということ。これに対して樋口恵子氏も共産党の若林氏もともに、石原都政をしのぐ対策を出し得ず論議がかみ合わなかった。
また、イラク戦争に反対といっても、国民の多くはフセイン大統領に、ら致事件をおこした金正日総書記を重ねあわせているのであって、一般的な戦争反対では世論が動じなかった。
石原知事
石原 慎太郎 26,274(3087190)
樋口 恵子 5,136(817146)
若林 義春 2,271(364007)
ドクター・中松 968(109091)
池田 一朝 107(19860) |
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