国交大臣賞に輝く 名橋「日本橋」保存会

 地域づくり全国交流会議が11月6日から2日間にわたり市制55周年を迎えた栃木県鹿沼市で開かれた。
 この会議で「地域づくり表彰」が行なわれ、8つの自治体で町おこしなどに貢献のあった団体が受彰の栄に浴し、名橋「日本橋」保存会が国土交通大臣賞に輝いた。同保存会は「日本橋の保全および環境美化活動を通じた地域社会の発展を目指し、地元企業や老舗と地域住民が協働して、『橋洗い』や『日本橋まつり』などを行うことで地域の活性化に大きく寄与した」と、表彰状に明記され、その活動を「真に高く評価できるものであります」と石原伸晃大臣に功績が認められた。
 名橋保存会は昭和43年に発足。橋の整備や清掃に尽力する一方で、架橋77・80・88・90年祭、さらに今年は創架400年のイベントを実施した。平成11年には箱根駅伝を誘致した。
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