(1)区長・区議選、投票率50%割る
4月27日の投票で矢田区長は80%台の高支持率で5期目の当選を果たした。また区議選は現職が全員当選し、初当選の区議7人が誕生して新しい議会がスタートした。今回は現職が8人も引退したことで大幅な若返りが実現。会派も二会派が増え、一人会派は当選した無名の新人。今回の選挙は有権者が急増したことからその動向が注目されたが、結局前回より10ポイント下がり投票率は50%を切ってしまった。新住民の大半は投票所に向かわなかったものと見られている。
(2)衆院選で中山氏が議席守る
3年4か月ぶりの解散で総選挙が22月9日に実施された。今回は初めて「マニフェスト」なるものが登場し政策を競うという小選挙区が目指す政権交代の兆しがほの見えた。しかし具体的ふみこみになると危いものもあったよう。東京2区については深谷氏のカムバックなるかが焦点に。各種団体の票まとめは着実にすすみ演説会の集まりようから勝算濃しとみられたものの、結果は1万こす差となり中山氏が議席を守った。投票率が上がった分、中山票に流れたものとみられる。選挙戦は確実に変わろうとしている。
(3)中学に「自由選択制」を導入
「中央区の教育を考える懇談会」が中間答申をまとめ、今年早々に発表。混迷する日本の教育をまず中央区から改革していこうという意気ごみで具体策を提唱。教師の到達度診断テスト、夏期休業の短縮、小学校の連合運動会、中高校生の連携このうち中学校で自由選択制は来年4月実施が決まった。これにともない小中学校の越境入学の査定も厳しくすることになった。その一方で各学校の特色ある学校づくりの方向は明確にならないのが実情で、今後の展開が注目される。
(4)初の銀座ルールがスタート
中央区としては初めて「違法駐車防止条例」が9月から施行された。いわゆる「銀座ルール」のスタート。都が一定の広さのビルを建て替えるときには駐車場所の設置を義務づけた。これが実現すると商店街の出入口が車の出入口と化してしまう。そこで集約駐車場を離れた場所に確保できる新しいルールを確立。その代り駐車場維持など応分の負担をするとともに、路上駐車防止にとりくむというもの。今後、東京駅前から日本橋へと波及していく。
(5)江戸開府400年でイベント
今年は徳川家康が江戸に幕府を開いて400年。中央区も実行委員会を設けて多彩な行事を展開した。開府400年と同時に名橋日本橋も創架400年というので3月20日に扇国交大臣と石原都知事を招いて、山車の里帰りなどにぎやかに祝賀パレードを展開した。食文化についても、晴海のトリトンスクエアで芝居弁当を再現するなど食の祭典を開催し、グルメガイドも発刊。10月25日にはメーンの華パレードを実施。来年四月には佃公園にタイムカプセルを埋める予定だ。 |