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プロフィール
昭和36(1961)年、3月16日生まれ。成蹊大学経済学部経営学科卒業後、昭和58年から、銀座の大手百貨店で売場担当を約7年間経験後、祖父の代から続く築地市場場内の「服部金物店」で、専務取締役として2代目店主である父上と共に経営に携われています。一方、3年前より、東京都中央卸売市場築地商業協同組合の青年部初代部長として、場内の関連事業者営業所(魚がし横丁)の活性化に取り組んでいらっしゃいます。読書と音楽鑑賞が趣味で、3人のお子様の子育ては奥様と分担しながら奮闘中とのことです。
 
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 東京都中央卸売市場築地市場は、日本で最も古い歴史を持ち、古くから「魚河岸」の名で親しまれる、わが国を代表する総合市場です。
 ここには、市場が築地に移転する前の日本橋の時代から続いている店が多数あり、今では3代目4代目の時代を迎えています。市場内の店をもっと知ってもらい、もっと気軽に利用してもらおうと活動を続けている、東京都中央卸売市場築地商業協同組合、青年部初代部長の服部真久さんにお話をお伺いしました。
 
中央区との関りはどのようなものでしょうか。
 
 生まれたのは中央区明石町の聖路加国際病院です。自宅は千代田区平河町でしたが、家業は当時から築地場内で厨房用の料理道具を扱う金物店でしたから、市場には幼い頃からよく遊びに来たり、アルバイトをしに来たりしていました。銀座は自宅からすぐ近いこともあり、幼い頃からよく行きましたし、最初の就職の勤務地でもありました。現在も築地場内の店が仕事場ですから、私にとって中央区は昔も今も大変馴染みの深い場所なのです。
 
東京都中央卸売市場築地商業協同組合の青年部についてお聞かせください。
 
 当組合は、築地市場場内の関連事業者営業所内で物品販売をしている90店舗が集まってできており、その中に青年部があります。
 食生活の多様化等の影響で市場の経済も大変厳しい状況が続き、今後も一層追い風が強くなるのが予想される中、隔離された築地市場のイメージを拭い去り、買い物客のターゲットを広げていくための対策を考えようと、組合の若者達が立ちあがって3年前に発足したのが我々青年部です。
 部員は女性1人を含む12名で、年齢制限は特にありませんが、現在は26〜43歳までの若者が、月に一度の定例会等で、これからの築地市場のあり方も含めた地域の活性化について話し合いを深めています。
 
東京都中央卸売市場築地商業協同組合、青年部の具体的な活動について、お聞かせください。
 
 築地市場場内で、飲食店や物販店等、140の店舗が連なる関連事業者営業所は、一昨年10月に一般の人も、より気軽に利用してもらおうと「魚がし横丁」という親しみ易いニックネームをつけました。
 それに伴い同年同月「魚がし横丁祭り」を3日間開催しました。その際、これから食を職業とする料理学校の学生達を招き「市場内の見学ツアー」を行いました。多くの学生の参加により、築地市場を知ってもらういい機会になりました。
 また、昨年12月、大江戸線の開通1周年記念の折には、「魚がし横丁」についてのアンケート調査を行いました。魚がし横丁が誕生して1年を経過し、どれだけの浸透性があったのか等、用紙を各店頭や大江戸線の「築地市場」駅に全2万枚置かせてもらい実施、現在統計をまとめているところです。
 
これからの活動についてお聞かせください。
 
 このアンケートのデータを基にして、いかに「魚がし横丁」を知ってもらうか等認識した上で、「魚がし横丁」の良さを十分生かした青年部独自の継続性のあるイベントの企画を考えたいと思います。そして、これを何度も繰り返し、習慣化していくことで、時代や環境等の如何なる変化にも対応し得る「魚がし横丁青年部の体質づくり」を固めていきたいと思っています。
 
中央区の次世代を担う若者として伝えていきたいことは?
 
 築地市場の人達は人情味があり、お客様もまた代々引続き利用してくれる人が殆どです。私達の世代は、言ってみれば「買い物上手な世代」。同じ物を買うにしても自由な選択肢がある環境で育ちました。しかし市場内では昔から、商売を超えた家族的な付き合いが大切にされてきましたし、新しい考えを取り入れながら、良き伝統を受け継いでいくのが私達の役目だと考えています。
 永年の商売によって築かれた心と心のふれあい、真心のこもった商いが大切であり、それを根底に踏まえながら、これからも頑張っていくことが大切だと思います。
 
 「服部金物店」の始まりは、金物職人をしていた服部さんの曾祖父が、採算を度外視してお客さんのニーズに応えた親切な商売からだそうです。祖父の代になって場内に店を構えるようになってからも、商品は、お客さんの要望がそのまま形になった物ばかりとおっしゃっていました。時代が変わり、金物もステンレスが主流となりましたが、原点は同じ。「魚がし横丁」の良さをもっと知ってもらいたいと、淡々と語る服部さんの活動は、先代やその前の代から受け継いだものが十分活かされているのです。そしてその真髄は服部さんの3人のお子様にも伝わっていくことでしょう。

2002年5月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  


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