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ヤマちゃんのちゃんぷる交遊録
「月島剣友会」
弐拾弐の巻 「月島剣友会」
会 場:水曜日 月島スポーツプラザ )、
     土曜日 中央区立月島第三小学校講堂
例 会:毎週 PM6:30〜PM8:30
会員数: 指導者35名、子供約20名
代表者:栗山 康一さん
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 この会は、相生橋のたもとにあった旧青年館で昭和39年から始まり、40年以上経っています。今回は、壱拾九の巻「マーブル会」でお世話になった三輪みち子さんから紹介していただきました。「マーブル会」にご夫婦で参加していらした原田さんが、この会の運営にも携わっていらっしゃると伺い、土曜日の夜に練習風景を拝見させていただきました。戦後の荒廃の中、地元のこども達の指導への一環として、原田賢一さんのお父様の原田俊雄さんが中心になり発足した剣道のサークルです。
  ここに「剣友会」の誓いの言葉があります。
1、私達は剣道の練習によって心身の鍛錬と技術の向上を計り正しい人になることを誓います。
1、私達は互いに礼儀を正し規律を守り軽はずみな行動は致しません。
1、私達は道場の清潔清掃に勤めます。
1、私達は先輩を敬い後輩を慈しみます。
1、私達は何事も指導者の指導に従います。

稽古風景稽古風景





 現在までに旧青年館、月島第一小学校、月島第二中学校、月島第三小学校、月島スポーツプラザと、場所を変えて稽古をしています。親子、兄弟、親戚など家族ぐるみで参加されているのも特徴でしょうか。夏には合宿も行います。土曜日には月例大会もあり、主に子どもたちが参加しています。また中央区の大会は年2回。区民剣道大会もあり、目標を決めて精進する形になっています。
 平成17年11月6日には、創立40周年記念剣道大会が開かれていました。
多いときには100名以上の会員がいらしたことでもわかりますが、長い歴史の中で8段1名、7段11名、6段6名、5段4名、4段6名、3段7名と覚えきらない数の剣士が巣立っていった多さには目を見張るものがあり、圧倒されました。
月島剣友会 発会記念大会ポスター(昭和41年5月5日)月島剣友会 発会記念大会ポスター
(昭和41年5月5日)



ヤマちゃんの一言…
   この日も有段者の方がマンツーマンで丁寧に豆剣士を教えていらっしやいました。すり足、掛け声のかけ方、お辞儀の仕方。礼に始まり、礼に終わる。稽古の始まりには、目を閉じて精神統一を図るなど日本の古武道のよさを再確認しました。
 娘と同じ中学1年の男の子に久し振りに会ったら凛々しい顔をして稽古をし、剣士の顔になっていたのにも驚きました。大人、子どもも問わず習い事でも顔は創られていくのだとしみじみ感じました。
 

2007年3月掲載記事  
※内容は、掲載当時のものとなります  
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