
3基の浮島は、長方形、多角形、長方形の順に連結。各大きさは、長方形が3.8メートル×1.8メートル、多角形が1.6メートル×1.7メートル
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東京をはじめ、日本の都市の多くは海に面した河口部を中心に発展しており、その水辺のほとんどが、海水と淡水が混じりあった塩分を含む汽水域です。例えば、日本橋付近の日本橋川の水には、潮の満干にもよりますが、塩分が0.5〜2%程度含まれています。また、それより下流側にある石川島公園付近の隅田川の水には、1.0〜2.5%程度の塩分が含まれています。
塩分を含む水辺を緑化するには、耐塩性の植物が適していると考えられます。しかし、そうした植物を都市の水辺域に用いることはこれまであまり行われておらず、その緑化方法も検討すべき課題の一つとなっています。

長方形の浮島。浮島の構造材は耐久性を向上させた木材と古タイヤで、浮力材としてウレタンが用いられています
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そこで、2010年7月初旬、耐塩性があると考えられる植物について、緑化時の適性や植栽基盤のあり方を検討するため、石川島公園で人工の浮島による緑化が始められました。同公園内の船だまりには浮島が3基設置され、浮島内にはハマボウやハマゴウなど樹木類7種、ハマヒルガオやイソギクなど草・つる類12種(つる植物のヘデラ以外はすべて在来種)が植えられました。
浮島設置後、7月末時点ではイワダレソウ、タイトゴメが花をつけるなど、植物が順調に生育を続けていることが確認されました。今後は、塩分や植物同士の競合による影響などについて、調査が予定されています。

浮島に植えられている植物(一部)
この緑化は、中央区の協力のもと、清水建設株式会社によって行われています。
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